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東日本大震災:パティシエ目指し再起 宮城・南三陸の男性、ケーキをネット販売へ

東日本大震災で調理器具や自作レシピを失い、パティシエ開業をあきらめかけていた宮城県南三陸町の千葉周輝さん(25)のチーズケーキがインターネット専門の食品販売会社を通じ、7月1日から発売される。千葉さんは「いつか南三陸まで直接買いに来てもらえるよう頑張る」と再起を誓う。

高校時代から菓子作りが好きだった千葉さん。仙台市の調理師専門学校で学んだ後、同市のケーキ店で修業したが、祖父の代から続く畳店を継ぐことになり、06年に帰郷した。家業の傍ら、20種以上の洋菓子のレシピを練り、土日限定のケーキ店の開業を目指して準備してきた。腕前は近所でも知られ、クリスマスには頼まれてケーキを20個も焼くほどだった。

ところが、海岸から数百メートルの南三陸町志津川汐見町の自宅は、津波で跡形もなくなった。100冊以上の料理本、卓上ミキサーなどの器具、そして5年がかりの自作のレシピも消えた。

なくした物を捜し歩いて1カ月後、約1キロ離れた住宅地のがれきの上に、母校・志津川高校の卒業アルバムが立てかけてあるのを見つけた。開くと、見覚えのある寄せ書きが。「お前のケーキがもう一回食べたい」「世界一うまいケーキを作って」

避難所で偶然、被災者の夢を支援する企画を行っている大阪市のボランティア、吉村大作さん(31)のチラシを見つけ、メールで相談。吉村さんが食品販売サイト大手「オーガニックサイバーストア」を運営するドゥマン(東京都台東区)に持ちかけ、千葉さんが暗記していたレシピが商品化されることになった。

購入は同サイト(http://www.organic.co.jp)限定。ベイクド生地と軟らかいスフレ生地の2層で、癖のない味が特徴。5号サイズ2100円。売り上げの5%は同町に義援金として送られる。

出典:毎日新聞

神戸・新開地の老舗洋食店「グリル一平」、三宮駅近くに3店舗目

神戸の老舗洋食店「グリル一平」(神戸市中央区琴ノ緒町5、TEL 078-252-2527)が6月22日、三宮駅近くに出店した。

1952(昭和27)年創業の新開地本店(兵庫区新開地2)、2007年にオープンした元町店(元町通2)に次いで3店舗目となる同店。三宮駅北側の路地に位置し店舗面積は33坪。テーブル30席、カウンター4席を設けた店内は、白と茶を基調とし落ち着いたシックな内装に仕上げた。

東京の人気店「レストラン七條」で長年修業し、洋食店ならではのあらゆるノウハウを学んだという店長の山本憲吾さん。新開地本店3代目オーナーシェフでもある父・山本隆久さんが長年守ってきた「グリル一平の味」を「どれだけ継承できるか三宮で勝負したい」と意気込みを語る。

洋食店の命ともいえるデミグラスソースは淡路産の玉ネギをベースに秘伝のレシピで5日間手間暇かけて作り、本店創業以来変わらない味を保っている。同店でも、このソースを使うが、「食べる店の雰囲気が違うと同じソースでも違う味わいになるかもしれない。それも三宮店の個性として演出したい」と山本さん。

看板メニューは極薄卵で巻く「オムライス」(780円)、洋食の定番「ハンバーグステーキ(ライス、ミニサラダ付き)」(1,600円)、太麺を濃厚なレッドソースで絡めた「スパゲティ・イタリアン」(1,050円)、オーストラリア産天然有頭エビの最上級ブランドの「オーシャンパール」を使用した「有頭エビのフライ(ライス付き)」(1,950円)。そのほか、洋食の定番メニューやセット料理も用意する。

ドリンクは生ビール(550円)、グラスワイン赤・白(各600円)、ウイスキー(530円~)のほか、日本酒、焼酎、ソフトドリンクなど。

山本さんは「オープン後、しばらくの間はメニューが少なめだが徐々に増やしていきたい。新開地本店と元町店に負けないよう、今後は三宮店限定のメニューも出す予定」と笑顔で話す。 

営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~22時。火曜定休(7月19日までは無休)。

出典:神戸経済新聞

ブームのから揚げ 発祥は愛媛が有力、鶏肉消費量1位は大分

みんな大好きなから揚げがいま話題を呼んでいる。街には行列のできる専門店が増え、デパートではイベントが、テレビや雑誌でも特集が組まれるほどの人気ぶりだ。

ところで、皆さんは、日本で最初のから揚げをご存じだろうか? 愛媛県今治市に郷土料理「せんざんき」があり、「藩政時代、近見山のキジを捕まえて揚げ物にした」といわれている。300年前のことだが、文献による記述はない。現代のから揚げが外食メニューに登場したのは昭和7年ごろ、現在の三笠会館(東京・銀座)の前身「食堂・三笠」の鶏料理専門の支店にて、営業不振の打開策として考案した「若鶏の唐揚げ」が最初だ。

ちなみに、鶏肉の消費量日本一は大分県。北部には養鶏場が多く、中津市は60店以上のから揚げ専門店が並ぶ鶏から揚げの“聖地”となっている。また昭和30年代、宇佐市「来々軒」から作り方を受け継いだ「庄助」が日本初のから揚げ専門店として店舗展開。宇佐市は「から揚げ専門店発祥の地」としてから揚げファンから支持されている。

揚げ方、食べ方はその土地によって違う。しっとり食感が特徴の名古屋の手羽先は、から揚げにした手羽先にたれを塗り、塩・こしょう・ごまなどを後から振ったもの。宮崎のチキン南蛮は、から揚げを進化させたもので、甘酢につけて、タルタルソースをかけて食べるのが主流だ。

出典:NEWSポストセブン