「ロンドンブーツ1号2号」田村淳さんの癒し
まっすぐな思い。
夜の窓辺で星を見つめて、誰かを思うとき
心は星のもとへ飛んでいく。
もう、この世に、いなくなった人たちと
夜の星の瞬きをとおして、つながることもできる。
人は魂の修行をするために、この世に
生まれてきているのだと聞いたことがあります。
だから辛いことも楽しいことも受け入れて
自分の魂を磨くのが、その人の人生なのだそうです。
それでも心が疲れることがあります。
そんなときに夜の星を見上げていると、その時だけ
遠いこの世ではない世界と通じて、心は癒されます。
何億光年もの先の瞬く光は、人間の思いの届かない、
はるかかなたの遠い世界だから。
そこには、ちっぽけな人間社会の
しがらみも何もない世界だから。
まばたく、かすかな星の光を静かに浴びたら、
今夜は、夢見ることもなく眠りましょう。
心も、やすませてあげるのです。