臨時特急電車を撮影しようと線路内に立ち入ったとして、奈良県警西和署は兵庫県尼崎市の男性会社員(50)を鉄道営業法違反(鉄道地内立ち入り)容疑で書類送検した。鉄道撮影の愛好家「撮り鉄」によるトラブルは各地で相次いでいるが、立件するのは異例。同署は「大事故につながる可能性があり、警鐘を鳴らす目的もある」としている。

 同署によると、書類送検は3日付。容疑は5月9日午前9時50分ごろ、奈良県斑鳩町のJR関西線王寺-法隆寺間で、下り線路脇に三脚を立てるため立ち入ったとしている。計7本が運休するなど約1300人に影響した。

 会社員は、JR西日本が平城遷都1300年祭などに合わせて新大阪-奈良間で4~6月限定で運行している「まほろば」を撮影しようとしていた。「道路で撮っていたが、車の通行量が多かったので侵入した」と容疑を認めているという。【岡奈津希】

【関連ニュース】
鉄道事故:女性が「のぞみ」と接触、腕切断 JR新尾道駅
山陽新幹線:作業員がCO中毒 「六甲トンネル」内で
JR西日本:試運転の新型車両から部品落下
JR西日本:南谷元社長が退職へ 遺族や被害者対応は継続
JR関西線:「撮り鉄」侵入、列車7本に影響 奈良・斑鳩

“仕分け大臣”に蓮舫氏 政調会長は玄葉氏で調整(産経新聞)
子ども手当 「上乗せ分は現物給付に」…菅副総理兼財務相(毎日新聞)
「普天間どうなる? 」「無責任」=県民に驚き、厳しい声―沖縄(時事通信)
<みんなの党>参院選、3氏を追加公認(毎日新聞)
<ポルノ>ネット上に掲載した男14人一斉逮捕 8都府県警(毎日新聞)