自分が人間に生まれてきて生きているなんて
とてつもない奇跡。
奇跡中の奇跡。



永遠という概念。
私という生命になる前の永遠、
私という生命後の永遠。
生命の前と後、わたしは、永遠に死んでいるのだもの。
生きているからこそ、前と後ろという概念もあるし、永遠という概念もあるけど、
そんなことすら皆無のなんにもない世界から、ある瞬間に分別のある世界にやって来た。



永遠の中で何かが起こって一瞬、
私は生命を生きることになった。




生命として生きる間、身体があって
何て、不安定なこと!!




生命の前と後の永遠は、それに比べてなんと安定していること!!
なんの変化も、なんの意識も、存在すらないのだから。
安定しきっている。
何もないのだから。
(果たしてそうなのかは、実は知らないが)



生きることの意味なんて
何もなくて
ただ何かの拍子に一瞬を
生きることになっただけで。



とんでもないことだわ。



この不安定な中で、
死ぬまで時間潰して生きなきゃいけないの。




ある時、私、思いっきり暇を潰してやると思い立った。




そうしたら思いっきり活動することになった。




私が「生きる意味なんてあるわきゃないだろ」
と考えてる人には、
全然見えないらしい。




だけど、
死にたかった子が何人も
私と居て居心地がいいのは
私が生きることの意味なんて
問うていないからだと思う。




みんな、たまたま。
なんかの拍子に
一瞬を生きることになっただけ。




今はまだ平和な国、に生まれ落ちた。




この国は、はっきりとした四季に恵まれ、明確に季節が変化し、
それだけでも退屈しない。




作物の種類も多い。




種を撒いて食べて、
死ぬまで暇潰して生きることができる。




なんで年老いてまで選挙だなんだと
勢力争いをするのか
私にはわからない。



穏やかに暇を潰せばいいものを。



幸せに丁寧に生きようよ。



ほかの生命と共に。




一瞬のことなんだもの。
台風の連休。

11月のライブに鍵盤弾くの頼まれたから
スマホで繰り返し曲を聞いてたら
飽きて
スマホでジュリーの【魔界天生】を見て
そこから時代劇繋がりでリンクして出会った曲が……

舟木一夫の銭形平次主題歌

この曲をイヤホンで聴くのはじめて!

嵌まってしまった!!!

名曲じゃない?

子どもの頃からテレビで聞いていた曲。
ベースもまわってる。
三味線のかっこよさ、なんだこりゃ。
(もしや、なぜか20才の頃三味線習いたくてたまらなかった原点か?
結局、三味線が猫の皮だとか聞いて習わなかったけど。)

バンドでやってみたくなる。

北大路欣也のもあるみたいだけど
嫌いじゃないけど↑のかっこ良さには及ばない。

銭形平次、クセになるわ。

洋楽派だと思われてるのに
イヤホンはずれて銭形平次やったら
びっくりされるかもね。

舟木一夫は55周年でこちらもコンサートをやっておられる、と知りました。
何十年も前から、その男は偉そうにしている。

今でも、一見、合理的に思える思考をひけらかしてきて、
そのように生活しない私を見下すように話すし、
運転席の横では、ある時は「なんで今加速する?」
またある時は「つっこんでいけ!」とうるさいことしきり。
運転手はわたしだ。わたしは、無事故歴ン十年なんだから黙って乗ってりゃいいいものを。

人生のあらゆる場面でうるさすぎな男。
私は「ほざいとけ。」と思いながら黙ってきた。 

酔っぱらってますます多弁になり、シノゴノ言うのも「うん、うん」と聞いてきた。
私は、一緒に美味しいものを食べられるだけで幸せだし、
男のウンチクは聞いているふりして、全然聞いていない。

男はうるさく、わたしは黙っているのでどうみても男の力が強いようには見える。

この男、もっと面倒くさいのは、たまに浮気するようにみせかけて(実際やっていたんだろう)、やきもちをやかせようとしかけてくること。

ほんとうは、私は猛烈にやきもちをやいていたけど、
「あら。それは良かったこと」ぐらいにして、さばけている感じを演じてきた。

私は、ほんとうに嫌になったらこの男と別れるし、“袖すり合うも他生の縁”くらいの気持ちでやってきた。

しかし!
しかし、最近。
男が私にぞっこんだと、態度や言葉で表してくるようになった。

年配になると、男のほうが弱気になるのか?

私は、まだまだ気持ち的には追いかけていたいのに(態度には決して出さないけど)
あまりにも求められると、少し引く。

それにしても、私は、何も変わらないのに、時と共に関係性が変わってくる。
私は、語らずして今、権力がある感じ。

男が私にずいぶんと気を使ってくれているのがわかる。

居心地は最高。