1日遅れの記事になりますが、現状を
皆さんにご理解頂ければと思います。

まずは、家族全員、なんとか生きなが 
らえています。
皆さんのご好意に深く感謝致します。

避難民と化してはいましたが、自らの
を生かして、数少ない熊本市の職
の人を中心にした有志による若いボ
ランティアの達に微力ながら、医療
協力という形でお手伝いさせて頂きま
した。

飲み水以外にも、野菜、果物などの食
料、小児のミルク、年配の嚥下困難な
方の食事なども、不足していている状
態でした。

炊き出しは、一部、熊本市の配給を取
りに行き、それに地元のお店、企業か
らの提供も多少加え、ほぼボランティ
アの人達で朝夕の炊き出し、手渡しが
行なわれていましたが、昨日、やっと
噂のオスプレイが来ました!自衛隊の
方々による炊き出しがあったり、ペ
トボトルによる飲み水の支給があっ
りと、少しずつ、支援物資も届いてき
ているようです。ただ、避難所によ
てかなりばらつきがあるのは頂けな
ところです!(母の面倒を見るた
事を休んでくれている弟からの
知りました。)

交通のインフラは陸路では高速道路の
亀裂、新幹線全線のストップなど、一
時期は、陸の孤島と化し、空路に活路
を見出すしかありませんでしたが、JR
在来線が一部使えるようになり、自衛
隊の装甲車が2日前にやっと一台、こ
ちらの中学校にも到着したり、福岡や
久留米から高速道路を途中でて、
一般道を通って、熊本までご家族な
に会いにられる方々も見受けられ
ようになました。

メディアの方は、子供達が運動場に書
た、例の「のみ水ください」という 
メッセージがTwitterから拡散され、ま
ず、Yahoo!ニュースで取り上げて頂き
、地元のKKT,福岡のFBSの中継車から
取材を受け、情報が拾われたようです
が、正しい情報が伝わって、なんとか
現状を打開する突破口になればという
思いです。

また、ここに来て、体調不良を訴える
方々も増えてきているようで、以下の
症状を訴える方は、特に注意が必要な
ようです。

①服薬や通院の中断による体調不良
年配の方や小児、妊産婦、透析の方。 
(日本老年医学会HPより)
(日本小児科学会HPより)
(日本産婦人科学会HPより)
(日本透析医会災害情報ネットワーク)
(日本透析医会登録施設情報)
・各都道府県の「登録数=◯件」と青
色で書かれているところをクリックし
て少し下の方を見ると、どの透析施設
で透析可か受入可かなどが分かります。
(日本透析医会から会員の先生へ情報
がメール等で届くそうです。)
②外傷(擦過傷、打撲、関節脱臼、骨
など)
*災害救急時の初期対応(総論)については、
仲田和正先生著「手足腰診療スキルアップ」
の最初の項目が実践的で大変役に立ちます。
**各論については、以下のサイトを参考に
されてはいかがでしょうか。
(日本整形外科学会HPより)
③外傷による二次的損傷
・急性硬膜下血腫
頭部に外傷を受けて意識障害がある。
*徐々に出ることもあります。
**外傷性くも膜下出血や脳挫傷など
でもこのような症状になることが 
あります。
(脳神経外科疾患情報ページより)
・慢性硬膜下血腫
* 1~3月前に頭部に軽い外傷を受けた
後、頭痛、嘔吐、歩行障害、片麻痺、
記名力障害、意識障害、尿失禁を来す。
(脳神経外科疾患情報ページより)
・クラッシュ症候群
倒壊した建物から救出された人達が、
救出されたときは一見軽症そうに見え
るものの、数時間後から全身状態が悪
化する。
(クラッシュシンドローム総説より)
④睡眠不足
⑤めまい
多くは実際に揺れているせいです
揺れが収まっても同じ症状が続いてい
る方が多いようです。
(「地震後めまい症候群」に関する研究)
元々あるめまいについては、以下のサ
イトをご参考にされてはどうでしょう
か?
(日本神経学会HPより)
(日本耳鼻咽喉科学会HPより)
⑥エコノミークラス症候群
長時間、狭い車のシートに坐位などの
同じ体位でいると、下肢の深部静脈に
血栓が出来やすくなりますが、今回、
深刻な飲み水の不足による脱水という
ファクターが加わっているので要注意
です。これが何かの拍子に下肢から飛
んで肺動脈に詰まると肺動脈塞栓症、
いわゆる肺塞栓となります。
急に呼吸苦を起こしたら、酸素投与し、
すぐに救急車を呼んでください。
また、深部静脈血栓症の予測には、脚
の圧痛,脚全体の腫脹,両ふくらはぎ
間の3cmを超える外周差,圧痕浮腫,
表在性の側副静脈が役立ち,可能性の
ある他の診断がなく,3つ以上を認める
場合にはその可能性があります。
予防するためには、①弾性ストッ
グを適切な指導の下、使用する、②長
時間自動車のシートに座った姿勢
らない、③時々足首の運動を行う、④
くらはぎのマッサージを行う、⑤十
分な水分を補給する、⑥可能であれば
避難所で簡易ベッドを使用するのが、
大事なようです。
(厚生労働省HPより)
(日本循環器学会HPより)
(日本血栓止血学会HPより)
⑦肺炎やインフルエンザ(咳、発熱)、
感染性下痢症(細菌・ウイルス・食中
含む)(下痢、発熱)などの感
栄養不良、体力低下に加え、免疫力の
低下も予想されるので、マウスケア
(歯磨き、うがい等)や手の消毒は
要になると思いますが、いかんせん
が少ないので、1日も早く供給される
ことをお祈りします。
・インフルエンザQ&A(厚生労働省)
・食中毒を防ぐ3つの原則・6つのポイント
(政府広報オンラインより)
・細菌による食中毒
(腸管出血性大腸菌(O157、O111な
ど)、カンピロバクター、サルモネラ
菌、黄色ブドウ球菌、ウェルシュ菌、
ボツリヌス菌を含む)
・ノロウイルスに関するQ&A
(厚生労働省HPより)

昨日より、自分はなんとか荒れたアパ
ートから職場復帰しましたが、フロア
によっては水びたしになっていたり、
壁に亀裂、窓ガラスの損壊、ドアの捻
れなどもあり、比較的安全な場所に、
移動して仕事を継続しています。

以下のようなサイトもあります。

*被災地での健康を守るために
(厚生労働省HPより)

*避難所における循環器疾患の予防
(日本循環器学会HPより)
4.良質な食事の項で、カリウムの多い
食事が勧められていますが、慢性腎臓
病や年配で潜在的に腎機能が低下して
いる方では、カリウム制限の必要のあ
る方もいるかと思いますので、注意が
必要かと思います。
(程々にした方が良いと思います。)
(日本腎臓学会HPのP435のカリウム
の項より)

*緊急「H28年熊本地震」について
(日本内科学会HPより)

*H28年熊本地震による被災者の皆様へ
お見舞いと支援
(日本感染症学会HPより)

*熊本地震関連サイト
東日本大震災関連サイト
(日本救急医学会HPより)

皆様、応援して頂きありがとうござい
ます。深く感謝しています。

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メープル味4本+フルーツ味2本
   (400 ,8.1 ,300mg )
 +(200 ,4.1 ,155mg )
=(600 ,12.2 ,1.1557 )←塩分に換算
=約(600 ,12.2 ,1.2 )

(;゜0゜)アウトローに決まった!