佐野さんが出されてるドラムレコーディングのドキュメンタリーDVDの中で、ある人が、「佐野さんのドラムは、「タイヤが回るような」グルーヴだ」っておっしゃってました。それ、とてもわかります。佐野さんって8ビートの曲でも、必ずと言っていいほど16のフィールがあって(盛り込んでいて)、16分音符のうち1が強め、2と3が弱め、4がちょっと強めなアクセントでフィルを叩いたり、ビートを作ったりすることが多いです。佐野さんのドラムの特徴として、バスドラでゴーストノートを叩くっていうのがあります。16分の4つ目のところに、「ト…」って入れることが非常ーーーーーーーによくあるんですね。イメージとしては、フラムといった装飾音のように、前に音を入れることで、前傾姿勢な、前向きなビートになるよう工夫されているような感じです。
以前佐野さんのドラムの講習会に参加した時、佐野さんは、「あらゆる音楽はダンスミュージックだと思っている。つまりファンクであると思ってやってる」みたいなことをおっしゃっていました。凄い極端な話だと感じましたが、そこが佐野さんの「味」の根本にあることは、16のフィールの話からも明白であると思います。
次の記事からは楽譜とか動画とか差し込んで、もう少しわかりやすくしようと思います。