しぶしぶ(渋渋)こと渋谷教育学園渋谷の2023年度入試結果が出ています。

 

 

帰国生入試出願者

英語型 108名(男子41名、女子67名)

作文型 106名(男子56名、女子50名)

 

帰国生入試受験者

英語型 103名(男子39名、女子64名)

作文型 104名(男子55名、女子49名)

 

帰国生入試合格者

英語型 21名(男子4名、女子17名)

作文型 26名(男子12名、女子14名)

 

これを2022年度の結果と比べると

英語型で、出願者が127名から108名へ19名減少(男子7名増、女子26名減)、受験者は121名から103名へ18名減少(男子7名増、女子25名減)、合格者は26名から21名へ5名減少(男子1名減、女子4名減)でした。

 

出願者・受験者・合格者ともに大きく減少したものの、男子比率は僅かながら上昇。

 

とはいえ、2023年度入試倍率は4.9倍、男子に限っていえば9.75倍(女子は3.76倍)でした。

 

なお、渋渋は男女別の募集定員がないため、成績優秀な女子の方が多い結果となります。

 

特筆すべきは、特待生の人数かもしれません。2020年度から2022年度までの3年間、英語型からの特待生はずっと1名でしたが、2023年度は2名に増加しました。

 

渋渋の英語型の入試科目は英語、国語、算数で、英語の出題がとても難しいのは想定通りですが、国語と算数も一般入試レベルの出題ですので、とても難しいです。そして、面接もグループディスカッションなので特徴的です。

 

そんな中から、英語でトップ30名が選ばれ、そこからエッセイの内容次第で繰り上がり、繰り下がりが発生し、そして国語と算数を見られます。

 

今回合格者数が減ったのは、①受験者が減少したからか、②国語と算数で足切りにあったか、のどちらかかなと推察されますが、近年の傾向では、国語と算数の比重が少しずつ上がってきているので、そこで足切りにあった人数が増加したのかもしれません。