シャンクシャンクシャンクシャンク・・・♪
クリスマスソングの鈴が、
そう聴こえたのだから、
もはや重病じゃないだろうか。
会社のコンペが近いとあって、
同僚と3人でやさとGCへ。
「オハヨーゴザイマス」
キャディさんは青い目の女性外国人で、
茨城だったが栃木なまりだった。
このメンツでまわるのは初。
ラウンドが進むにつれ
あることに気づいた。
なんだ?
この緊張感のなさ。
パターを打つ。
パチン!
ゴロゴロゴロゴロ・・・。
ボールはカップを大きく外れる。
「あー、やっちゃった」
へ?
ちゃんと狙ってる?
テキトーすぎやしないか?
もうひとりが打つ。
パチン!
ゴロゴロゴロゴロ・・・。
1メートルほどカップに足りない。
「OKもらっていいですか?」
え?
それはダメじゃね?
後半はおれのプレーで
この雰囲気を引きしめてやるぜ!
そうやって気合を入れた打球は、
シャーンク!
次はどうだ!
シャーンク!
線路じゃないのにどこまでも?
シャーンク!
もうひゃだ。
キャディさんが、
目を合わせてくれなくなったのは
気のせいではないだろう。
そうしてどんどん、
スイングがわからなくなる。
そしてパターまでも。
3打とか、
4打とか、
6打とか。
最後、
緊張感がまったくなかったのは、
まちがいなくこのおれだ。
115 [52 63]
【その日のお昼ごはん】
11/19はカキフライ





