雨男の先輩が参加しないから、
きっと晴れるだろう。
そんな話をしていたが、
生憎の雨。
ヤツの怨念が降らしたのだと、
口にする者もいた。
今回も会社のコンペは、
小田急藤沢GC
で行われた。
3大会連続の雨。
あたくしのハンデは30。
「それはもらいすぎだろう!」
とストレートに言う上司もいれば、
「優勝しないと恥ずかしいね」
と嫌味たっぷりに言う人もいた。
レインを着るには蒸し暑く、
着ないでいるには雨が強い。
「早くあがってくんないかなぁ」
そうつぶやくと、
隣にいた後輩が
雨アガレ~♪
と日照り乞いの舞を披露してくれた。
すると不思議。
雨が弱くなったのだ。
祈りは通ずるもんだぁ、
と感心している間に、
打つ順番が後輩にまわってきた。
仕方なく踊るのをやめると、
雨は再び強くなった。
前半を終えて48。
「おいおいおい!
本当に優勝しちゃうんじゃないの?」
「お偉方に勝っちゃマズイよ」
いい歳したオッサンから出る、
つまんないコトバを右から左へ受け流す。
だってコイツらは何も知らない。
ハーフ40台が出ても、
その後60台を叩きだす
この俺様の実力を。
しかしこの日は違った。
大きくスライスしたOB確実の飛球が、
木に跳ね返ってフェアウェイに出たり。
ロングパットが決まったり。
勝利の女神は
僕に微笑んでくれたが、
つまんない顔をしていた
オヤジたちもちらほらいた。
ざまーみろ。
てか、
どんだけ俺、
嫌われてんだよー。
99 [48 51]
【その日のお昼ごはん】
6/16はチャーシューメン。
ひえたカラダにあったかいもの。