「七夕7年会 (黄昏流星群)」

ひとときの絶頂期を遥かに越えて

転げ落ち尽きた場所にいるはずなのに

心は頂きに置き忘れたままであること

目に映るは沈みかけの太陽

揺らぐ茜がかった地平線

過ぎ去ったもんばかりが眩しく輝くもんさ!

 

 

七夕7年会

かつて付き合っていた彼女と別れ

違う女性と結婚

別れた彼女と7年ごとに

同じ場所で会ってSEXする

3回目の21年目に

待ち合わせ場所のレストランに

彼女は来なかったが

ひとりの若い女の子に

このレストランで声をかけられた

その若い女の子こそ

21年目の七夕7年会に来るはずの

彼女の娘だった・・・

・・・

実は❗️

自分の娘だった❗️

「黄昏流星群」

 

 

誰にでも

忘れ得ぬ

思い出はある

引きずってしまって

同じ容姿を追いかけて

絶対に会えないはずが

同じ場所に行った❗️

そんな日々が・・・

もう一度

もう一度

あの頃のような

輝ける日々を・・・

もう一度❗️

燃えるような

輝ける日々を

してみませんか?🌠

 

 

「七夕七年会 (黄昏流星群)」

寺坂泰人(会社員)は29歳の時に

7年間付き合った彼女と別れ、

他の女性と結婚した。寺坂は藤倉澄子

(寺坂の元恋人)と別れるとき

ある約束をした。その約束とは7年ごとの

七夕の夜、このレストラン

で会い、ベットを共にするというものだった。

その約束どおり別れてから7年後、

14年後の2回会うことができた。

3回目の21年後の七夕の夜には

澄子は現れなかった。

しかし、レストランには

いたナツミという

若い女性と知り合った。

・・・・

ナツミととう若い女性は実は佐竹の

まぎれもない子供だった。

大きくはないが優良企業の社長・佐竹

は仕事一筋で生きてきた。

ある日、佐竹は人に勧められて

何気なく人間ドックを受けるが、

余命は、半年からもって1年と宣言

された佐竹は仕事を辞め、

死ぬまでに会っておきたい3人を探す

旅に出ることとなる。「黄昏流星群゜」

 

高校3年の夏休み

付き合っていた彼女に冗談で

いったひとこと

もし、30歳になっても

結婚していなかったら

また、この場所で会おうよ

七夕のこの夜に・・・

来るはずもない彼女を待って

30歳の七夕の夜

自分探しの旅だった