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こんにちは、金本智恵です。
今週は実は今日が来るのが嫌でした。
というのも、今日はうちのワンコが目の手術を受けることになったから。
過日のレンコート姿(笑)ちょっと大きいので買い直しです💦
写真だと見にくいかなぁ、、目のところにぽちっと赤いものがあるんです。
これ、チェリーアイっていう可愛い名前なのですが、飼い主からしたら可愛くない〜。
*チェリーアイとは、目頭にある瞬膜腺が飛び出てしまうもの。本来おさまっているものが、筋肉が弱かったりするとでてきてしまうとか。点眼で治る子もいるようですが、レゾンは治らず、、😢 外科手術を受けるケースがほとんどとのことです。
まぁ、遺伝的なもので、深刻な病気ではなく、誰かにうつるなどというものではないのですが、やっぱり目の病気になりやすくなる可能性が高いとのこと。
手術はね、実は迷ってたんです。
これもこの子のチャームポイントで、チェリーアイのレゾンくんでもいいかなって。
でも、目の病気にかかるかも、と言われていて、受けさせないのってどうなのかなぁ。
今3歳で、体力もあるから、全身麻酔の負担を考えたら今かなぁ。
そう思って決断しました。
9時半ごろ病院に行ったのですが、消毒やら麻酔やらがあり、12時から手術とのこと。
落ち着きません…。
ブログ書いてるうちに始まった〜〜〜💦
しばらくは病院にお預けなので寂しいのですが、毎日ご飯を食べさせるために病院に通う予定です😅
もはや大事な家族なので、今週、来週初めは少しワンコ優先でお仕事させていただきます。
とはいえちゃんとお仕事はしますよ〜〜!(笑)
書店営業ってどんな仕事?
さて、先日ある方とお話をしていて、版元営業ってどんな仕事するんですか?と質問をいただきました。
確かに〜何するんだろう〜って思われるかもしれませんね。
私は書店員として2年半ほど勤務したのち、もっと「本を売る」という仕事を極めたいなと思い、ある大学教科書会社に契約社員として入社しました。が、営業内勤(電話をとったり、お茶出しをしたり笑)だったこともあり、合わず、別の教科書会社に転職します。
そこでは営業をさせていただき、ようやくの営業だったのですが、教科書会社なので、基本的には大学の研究室を訪問してテキストの説明をし、採用のお願いをしていくのですが…。
いろんな先生とお話ができたのは嬉しかったのですが、私が営業を始めた時代は、「なんだ、女の営業か」の時代。
そんな中でやっぱり、教科書ではなく、一般書を売る仕事がしたいな〜と思い、またまた転職を決意します。
ここまでだと、金本さんってすごい転職多い人なのねと思うかもしれませんね(笑)
その後は、明日香出版社というビジネス書、語学書版元に入社。
10年ちょっと在籍しました〜!
営業が強い会社なので、ノルマ的には厳しいものがありましたが、それはそれは楽しくて!
もちろん、「なんだ、女の営業か」など、イヤな思いもしましたよ〜。
あるエリアの書店さんで女性の店長さんだったのですが、けっこう厳しくて有名で。
「いないって言って〜(聞こえとるがな💢)」と言われた時にはさすがに凹み、そのエリアにある優しい店長のいる書店に行き、慰めてもらったことも多々あります。
いい人だったな〜あの店長。元気かなぁ。
あ、私の話が長くなってしまいました💦
出版社の営業ですが、今は少し変わっていると思いますが、当時の私の1日をざっくりですが書きますね。
9時〜9時半 営業活動のため社を出発
10時すぎ 書店さんに到着、受注活動へ
<1日8〜10軒の書店さんを訪問>
18時 帰社。注文書の整理、新規出店店舗の注文処理、フェア明細検討、翌日訪問する書店さんの資料作成など
20時半ごろ 社を出て、帰宅へ
まず、受注活動は何をするか?というと、新刊受注をはじめ、棚チェックなどをして既刊の受注をします。
新刊の追加受注も大事な仕事!
なぜなら、書店さんには配本ランクが設定されていて、1〜5冊くらいまでの間で配本されるのですが、1冊だと棚差しになってしまいますよね?
なので、追加をもらって、平積み展開してもらうように交渉するのです。
売れるためには平積みでいい場所に展開してもらうことが必須!
新刊だけではなく、既刊本も、棚差しになっているとなかなか売れないので、平積み展開してもらうことが、営業の大事な仕事になります。
そのためには、まず、資料作りが大事!
同じような規模、エリアの書店さんでどんな本が売れているか、今のその書店さんの売上の推移など、数字をベースにした分析表を作成し、持っていきます。
こうして「情報」を提供し、いかに書店担当者との信頼関係を築いていくか、が鍵ともいえるのです。
では、、今はというと、ちょっと状況が変わっているところもあります。
自動発注システムの導入、返品率の規制などで注文を簡単に出せなくなっていたり、本部管理になっていて、発注などもまとめて本部からということもあります。
よく著者の方から、どこどこ書店に置いて欲しいんだけど、と言われることがあるのですが、上記の理由でできない、こともあるのです。
とはいえ、担当の方へのご挨拶などは、常識的な範囲であれば大丈夫です。
忙しそうにしている時は声をかけない、注文を取ろうとしない、いい場所に移してなどのお願いをしない、などなど、普通の感覚を持っていれば、怒られることはありません(笑)
今は書店さんの数も減り、営業もシステムが導入され、厳しい時代です。
ただ、優秀な営業マンはがっちり信頼関係を築いている方が多く、ちゃんと数字を取れますし、ものすごいいい場所での展開をしてもらえたりします。
書店に行ってみて、この版元の本、よく並んでるな〜と思ったら、その版元さんには優秀な営業マンがいる証拠、かもしれません。
企画のネタもそうですが、営業が強い会社はどこだろう。
そういう視点をもって書店さんを訪問することもおすすめです。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。