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こんにちは、金本智恵です。
昨日、自分のことって、自分がいちばんわからないよね〜というお話を書きましたが、昨日、まさにそんな出来事が(笑)
PRのプロの方とお話をさせていただいたのですが、私の書店員時代の経験や版元営業の役割などをお話ししていると、
「金本さん、その話ってむちゃくちゃ有益ですよ!」と。
え、そうですか!?
でも私の経験って少し前の話だし、みなさんが知りたい内容ですかねぇ〜なんて、私も言ってしまいました😅
やっぱり自分のことが一番わからないものですね💦
でもこうして気づきを与えてくださる方と出会えること、ありがたいな〜としみじみ思いました。
その方とは、7月に少人数でのセミナーもできそうで、今から楽しみです。
自分の持っているコンテンツ、再度棚卸ししてみようと思います。
類書がないから売れる企画とは限らない!
さて、今日は企画を考える際に気をつけたいことについて。
みなさん、企画を考える際には、類書もいろいろチェックされると思います。
ほとんどの出版コンサル、出版塾でも、類書はどんなもの? と聞かれますしね。
言わずもがな、類書が多いものはそれだけテーマとして需要があるということであり、売れる可能性が高いということではありますが、より明確に差別化をはかっていく必要があります。
そのためには自分の強みを徹底的に書き出し、深掘りして、キーとなる言葉、コピーを見つけていく作業が必要になります。
類書が多ければ多いほど、ここはけっこうシビアに、しっかり考えていく必要があります。
書籍で大事なのは、
「この本は私の悩みを解決してくれる!」
と思ってもらえること。そして、
「この方法だったらできるかも!」
と思ってもらえること。
この2点をおさえつつ、類書にはない自分の強みを明確にしていく必要があるのです。
ただ、ここで気をつけたいのが、類書がない=売れるということではないということ!
新刊は年間7およそ万点、1日約200点ほどが発行されています。
それだけの点数の新刊があるのに、類書がないということは、「需要がない」ということかもしれないのです。
テーマはいいとしても、その切り口に類書がない場合は、このあたりも考える必要があります。
こういう企画を考えてるんだけど、どう思う?
こういう時って、あなたならどうする?
こんな質問をまわりの方に投げかけてみるなど、自分以外の声を聞いて検証するのもありです。
1日おいて、改めて冷静に自分の企画を見直すのもありです。
自分一人で企画を考えていると、視野、思考が狭くなってしまうことが往々にしてあるので、できるだけ多くの視点を入れることが大事です。
そして、書店に行って新刊をチェックしたり、どんなものが平積みにされているのかなど、市場チェックも欠かさないようにしましょう。
そうすることで、ある程度、そのエリアの傾向や、トレンドがわかりますよ。
書店は情報の宝庫!
ぜひ書店さんに足をお運びくださいね。
それでは。今日も最後までお読みいただきありがとうございました。