こんにちは、金本智恵です。
連日の能登半島地震の報道、心が痛みます。
今日は少しだけ皆さんにお願いしたいことがあり、先にご案内を一つさせていただきます。
私はライフワークの一つとして、日本酒を広める活動を行っています。
昨今、外国では日本酒人気は高まっているものの、日本での人気はというと伸びてはおらず…。
というのも、
・日本酒を飲むと頭が痛くなる
・悪酔する
・お酒っぽさが強くて飲みにくい…
こ〜んなご意見をよくいただきます。
私も、日本酒って二日酔いがひどいんだよね〜って思ってました笑
そんな私が、唎酒師の資格を取り、日本酒とフレンチのマリアージュを楽しむ会だったり、杜氏さんをお招きしてレクチャーをしていただきながらお酒を飲んだりとイベントを開催しているのは…
日本酒は正しい飲み方をすれば決して悪酔いはしないし、美味しい!
そして、なにより日本の誇る文化の一つだから。
日本酒の発酵は原料のでんぷんの糖化と、アルコール発酵が同時に行われます(並行複発酵といいます)。そんな発酵法は他にはありません。
そして、蔵付き酵母といって、蔵に住みついている酵母がお酒の発酵を促すものもあります。
なので、酒蔵は酒造りにおいてとっても大事な場所。
御先祖さまから代々受け継ぎ、長い歴史の中で蔵固有の菌を育ててきた場所でもあるのです。
石川県には多くの酒蔵があります。
今回の令和6年能登半島地震で酒蔵、自宅が全壊してしまった蔵元さんが多くあります。
この時期は秋に仕込んだお酒が新酒としてできてくる、いわばわが子が誕生するようなそんな大事な季節です。
せっかく仕込んだお酒が…という思いもあるでしょうし、蔵が再建できるかわからない、再建できても仕込み水がどうなっているかわからない…悩み、不安は尽きることがないでしょう。
私も一般の寄付に加え、こちらも微力ではありますが支援させていただいています。
日本の大事な文化の一つである「酒」、ぜひ、あなたのお力添えをお願いいたします!
さて、今日はお酒のことを書きましたので、1冊、今も売れ続けている本を1冊ご紹介します。
『匠が教える 酒のすべて』大越智華子著 三笠書房
著者の大越先生は、私が日本酒ナビゲーターという資格をとるために、講座を受講したのがきっかけでご縁をいただきました。
とても素敵な先生で、大越先生のように日本の文化である「酒」をもっと大事にしたい、広めたい、そう思い、とうとう唎酒師を取るまでに(笑)
今も尊敬してやまない素晴らしい方です。
この本、ビール、ワイン、スパークリングワイン、日本酒、焼酎、ウイスキー、ブランデー、スピリッツ、リキュール、フォーティファイドワイン…これだけのお酒の知識が、1冊に盛り込まれています。
写真やイラストも充実なので、楽しく読んでいただける内容で、私も多くの本を作ってきましたが、自信を持っておすすめできる1冊です。
この本の原稿、実は、最初は500ページ分もあったのです💦
それを泣く泣く原稿をカット、318ページまでギュギュっとまとめたすごい1冊。
大越先生とは毎日毎日打ち合わせでした!
まぁ、318ページでも十分厚いのですが笑
この本ですが、もう7刷!
コツコツと版を重ねております❤️
こちらの本、実はあることがきっかけで売れ行きが伸びていきました。
それは、紀伊國屋書店新宿本店さんでの大々的な仕掛け販売でした。
飲食関係の本が並んでいるフロアではなく、話題書として様々な本が展開されているフロアで展開してくださり、売れ行きが伸びたことがきっかけで、他のチェーンにも広がっていったのです。
どんな良書であっても、人の目にとまらなければ売れることはありません。
そう考えると、編集力だけでなく、その版元の営業力も必須の条件となるのです。
売れる本を作りたい、それは皆さん同じだと思います。
それであれば、どの版元さんにアプローチするかも大事にしましょう。
それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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