こんにちは

 

 今日のこちらは晴れ曇りで風が冷たいです。

 いっきに秋模様です。

 皆さまのご当地はいかがですか?

 

 久しぶりに白州正子著の「ほんもの」を

 再読しました。

 いろいろの所に掲載されたものを

 まとめたものです。

 阿川佐和子氏との対談が末尾にあります。

 阿川さんが「米寿になられておめでとう

 御座います」と言ってます。素敵❗️

 当時の写真はシャキとしています。

 逝かれてどれくらいたっのでしょうね。

 

 そのなかに むうちゃんこと坂本睦子を巡る

 話が書かれています。

 文壇の大御所 直木三十五 菊池寛 小林秀雄

 坂口安吾 川上徹太郎 大岡昇平…etc

 皆がむうちゃんと一時を過ごしている。

 彼女は、色で言うなら白なのでしょう。

 そんな気がします。

 

 先輩の女に憧れて奪い取り又 誰かに取られる。

 週刊誌など比較にならない実名での話ですが

 女遍歴も文士のある姿なのでしょう。

 

 白州さんが書かれれば汚い話しには、なりません。

 そこには、彼女の環境や恵まれた交友関係を

 通して確かな凛とした書き手が存在しています。

 

 青山次郎もそうです。なにかと巨人です。

 

 むうちゃんは、遍歴するに従い ますます

 透明になったのではと魔婆は思うのです。

 

 仲間の井伏鱒二の 「珍品堂の主人」は

 以前読みましたが 面白いです。

 騙し騙される骨董屋から料亭を開きます。

 そして女にに全て奪われます。 笑

 

 閑話休題

 ご主人 白州次郎の事も書かれています。

 戦後の憲法作成にも関わり吉田茂総理の片腕。

 以前 ジーンズ姿の写真を見ました。素敵でした。

 

 

 

 おもしろき事たくさん お伝えしたいですが

 ご本に勝るものはありません。

 昨夜は、一気呵成に読みました。

 

 魔婆が白州正子さんと共有したのは

 平野屋の鮎のみです。

 若女将さんが「白州正子さんは2匹も召し上がった

 のですよ」と嬉しげに話されたのを想起します。

 その折 鮎の焼かれても生き生きとして

 踊っているような姿に魅了されました。

 美味なりでした。

 

 昭和を駆け抜けて行った方々には、

 ツワモノというかサムライがいたのですね。

 

 10月19日 日経新聞プロムナードで

 永井沙耶子さんが

 夏、暑さで咲かなかった朝顔が今ごろ咲いた

 と言ってましたが

 魔婆の家でも10月18日 

 9時22分に咲いていました。

 孫が古代のタネを持ってきたのが数年前 毎年

 咲きます。こんな遅咲きは はじめてです。

 

 

 木瓜の実が20個も実りました。

 いつもは5個ぐらいです。

 魔婆のボケと連動して沢山実ったのでしょうか?

 良い香りを放っています。

 

 

 検索すると木瓜酒のレシピがありました。

 果実酒など初挑戦です。

 ボケが進まないように〜と作りました。

 マバノボケニマニアウカナ?

 

 

 

 先ほど見れば庭の片隅にコルチカムが

 精一杯 花弁を開いて咲いています。

 魔婆も両手を開き高くかかげ 

 逝く秋を精一杯 受け止めました。

 

 アリス 谷村新司さんの (チャンピオン)

 テレビ放映で見ました。

 大好きな曲です。最後のフレーズ

 (これで帰れるんだ ライララライラ……)

               合掌

 

 ご覧いただきありがとうございました。

 皆さま 良い休日をお過ごしください。