午前2時半に目が覚め眠れないなので (I 9日)

 えい!ままよと起き出せばソーラー電気の

 スポットが未だ蓄電していました。

 幽玄の美。

 儲けものを見た感じです。

 5時半に消えました。新聞配達のバイクの音

 カタンと投函箱へ。この音は昭和の音です。

 新聞購読者が減少していると聞きます。

 ご苦労なお仕事ですね。

 この音も昔話になるのでしょうか?

 

 それで 未明に頭が機能するうちにと記し

 始めました。

 

 

 

 ⚫️  22  不定期連載物語もどき

 

 晴れて夕子は、伝統ある高校に合格しました。

 1人の登校でしたが数日後、ワンブロック先から

 登校する子を見つけました。

「おはよう 何年生?」大きなニッコリ付き。

「おはよう 一年生」小さなニッコリつき。

「同じね 文系ね」

 黙って25分の登校時間。はてさてこの子は?

 

 母さんは、ハガネの肝っ玉でしたが

 ガラスの心臓でした。

 家には何時も母を手伝う親戚の人や

 お手伝いをしてくれる人がいました。

 

 そんな1人 よしえさんは、ご近所の消息通です。

 「あの子のお父さんは、国立病院の院長で

 奥さんは、ダンスもなさるインテリですって」

 

 「ふむ、インテリは、おしゃべりでないのだ」と

 納得。それでも2人並んで3年間通学。

 

 「期末テストすごく悪いの」

 「私もすごく悪いの」

 夕子はほっとして吐露したのです。

 「赤点なの Iちゃんも?」少し間があり

 「平均点より少ししか良くないの」

 何それ!悪いのの次元がちがくない!笑

 

 2人とも美大に行きたいと絵画教室に

 油絵道具にコンテにテレビン油の缶持って

 通ったっけ〜

 

 父さんは美大進学は猛反対。それでも

 跡見女子短大の生活芸術?科だけはOKが

 でました。訳は、父さん若かりし頃 苦学書生して

 いた家の袴姿のお嬢さんを跡見女子大まで

 送り迎えしていたからです。

 

 Iちゃんは、跡見も共立女子短大英文科も合格

 魔婆は、跡見不合格 共立女子短大国文科合格。

 

 Iちゃんは英文科に魔婆は国文科に進学。

 その年は5人同大に進学しました。4人が英文科

 

 その Iちゃんは、商家に嫁ぎ 商いを切り盛りし

 良く話をするようになりました。

 今だにハンドルを握っています。

 あの、おっとり 広角を少し上げてニッコリの

 lちゃんがです。(モナリザの笑)

 

 学生時代が終わると洋裁学校に入れられます。

 当時の親は、短大も洋裁学校も嫁入り道具の

 1つだったのでしょう。

 また娘もダメな娘です。親の路線で行くのだから。

 

 洋裁学校の旅行  北海道一周  昭和新山

 でっかいどう!

 「はるばる〜来たぜ〜函館〜」とガイドさんに

 習いました。北島三郎の歌。

 あんなこと〜こんなこと〜あったっけ〜 

 

 昭和新山で Iちゃんと魔婆

 

 

   

   先ほど Iちゃんがイチジクジャムを

 届けてくださいました。北海道旅行の話が出て

 「あの時 見送りに来てたよね。」

 「えぇ〜主人が! そんなの覚えていない!」

 「ひっそりと見送りしてたよ。」

 信じがたい話なれどIQの高いIちゃんが言うのだから

 そうなんだ!記憶なし!婚約してたのです!

 はぁ〜 Mr.Oziに聞こうとしたらお昼寝 

 ごぉ〜ごぉ〜と。笑いが止まりません。

 Iちゃんありがとう、思い出ポロポロ。

 聞いたとしても否定します。会津人は。

 「そんな事するはずねぇ〜」と 笑

 

 嫁ぐ顔かしらねぇ〜 何もできないのに。

 

 今日は、敬老の日 ありがたい贈り物!松茸。

 アメリカ産。カナダ産は、食べますがアメリカ産は

 初めてです。赤松ではなく針葉樹の林に自生する

 そうです。お値段も安価で嬉しいですね。

 香りは国産より強いそうです。

 

 

 

 美味しいでした。

 

 

 

 寝不足でよれよれでつまずいたり…凹んだりで

 悲しくなりケーキを買いに行きました。

 

 (ぼく モグラ キッネ 馬)の文中で

 「すきなことわざは?」とぼく

 「あるよ」とモグラ

 「なに?」

 「うまくいかないときは、ケーキをたべよう」

 「そっか。それでやりなおしたら、うまくいく?」

 「いつもだよ」

 

 

 

 この街で1番好きなケーキ屋さん カフェ ブラン

 軽食も季節感のあるものが享受できます。

 

 

 

 魔婆のすきなプチシュウー苦くて甘いキャラメル

 ソースが塗られています。

 オーナーがいい人です。

 いつもにこにこしています。

 「お爺さんには、どれがいいかしら?」魔婆

 「男の方は、ショートケーキです。」オーナー

 

 やはりケーキのチカラは降りて来ます。

 瑣末な事は、甘さに包んで飲み込めばケーキの

 美味しさだけが残ると魔婆は、思いたいのです。

 

 ご覧いただきありがとうございます。