こんにちは ご挨拶は、「暑いですね」の

フレーズばかりです。

 

二十数年振りに文庫本で邂逅した

「アルジャーノンに花束を」には

ダニエル.キイス氏の序文がありました。

 

知能とは他に対する思いやりが欠かせない と

綴られていました。

 

またキイス氏へのメッセージ 日本の劇場

プロデューサーからのものを紹介しています。

「自分は長い人生の道のりで知力を獲得し

成就したものの大分部分を今失いつつ

あります。」と。

 

私も八十路を目前にして胸に響くメッセージ

です。残された知力は、いかばかりかと。

 

単行本を読んだ数十年前かしら息子が

アルジャーノンを連れてきました。7匹いますが

アルジャーノンとミニイに花束を です。

 

 

けいかほうこく1……経過報告16 … 知能が上がるにつれて

たどたどしい文からストラウス博士でも追いつけられない

論文をタイプ出来るようになります。

 

翻訳者の後書きも素晴らしいと思いました。

チャーリーの言葉を英文から日本語に翻訳するのに

ご苦労はいかばかりかと思いました。

 

お読みになられた方には申し訳ないのですが

あまりにも私の心情を代弁して下さって

いらっしゃるので記させて下さい。

(心情が同じなどとおこがましいですが)

 

 

翻訳者 小尾芙佐さんのあとがきより

 

「このたび私は、「アルジャーノンに花束を」を

……二十代に読んで流した涙は、激しい感動の涙

四十代で……流した涙は過酷な運命に翻弄される

同情の涙……そして今の流している涙は

…安らかな涙。チャーリーは救われたと

八十代に達した私はそう感じましたと

キイスさんに伝えたいと思つた。」と。

🍀

チャーリーのおしまいのメッセージ

「ついしん。どーかついでがあつたらうらにわの

アルジャーノンのおはかに花束をそなえて

やてください。」

私は、無垢なチャーリーが愛おしいです。

 

 

私は、鼻の奥がツーンとして涙 チャーリーは

最後までピュアなひと。

チャーリーの人生にアリスやフェイがいて

良かったです。

 

少しの涼しさをと飾りました。

 

 

ご覧いただきありがとうございました。

どうぞ皆様 御身お大事にお過ごし下さい。