こんにちは

 

今日のこちらは、穏やか日和です。

皆さまの地方は、いかがですか?

 

昨日、ついに終わりを迎えた西洋シャクナゲの

花殻を切りました。

 

花びらが朽ちて逝くのを見るのが しのびがたく。

魔婆の狭い庭の女王ですもの。

 

  散りぬべき時 知りてこそ世の中の

   花も花なり人も人なり   ガラシャ夫人

 

ガサゴソ作業していたら山椒の葉 に触れて

手折ったわけでもないのに

香りが立ち登り爽やかでした。

 

ひと休みに お菓子を取り出したら

バッチリの賞味期限切れ!大事に取って置いたのに。

 

えい!ままよと残り3個頂きました。

初めより芳醇な味覚でした。じゅわぁ〜と。

 

食してから 1日過ぎようとしていますが 

異常ナシです。

 

 

この包みがレトロで嬉しいです。生姜糖 

知りもしないのに昭和初期みたいなんて。 

 

 

家に甘物ありなのにピボットで買ってしまいました。

美味しいです。

 

 

肉厚のナメタ。相葉くんの黄金比率で煮ました。

味醂5 酒3 醤油1  美味しくテラテラの煮付けです。

 

 

 

⚫️19  不定期連載物語りもどき

 

朝子姉さんは、スクーリンから飛び出したような

美男子を連れて来ました。

前髪が天然かパーマか額に流れてました。

彼の求婚挨拶です。

 

チャキチャキの江戸っ子 下町の生まれで

お姉さん2人 お兄さん3人の末っ子。

 

大いなる野望を秘めた 父さんは、本人は、

もとよりですが 兄弟図が気にいりました。

 

めでたし、めでたしで夕餉は、

和気あいあい すき焼きになりました。

 

無事、東京での結婚式、披露宴がすみ

地元での披露宴。

いずれいずれを見込んで

父さんは、沢山の方々へご披露しました。

 

姉さんは、ぼろ屋から羽ばたきました。

 

時系列が定かではないのですが

大きな家ができました。

いざ!お引越しです。

夕子は、限りなくメンタルブルーの日々。

 

仲間達とも離れるし いつも声をかけてくれる

工員さん達「いつておいで。」「寒いぞー」

思へば思うほど悲しくなるのです。

 

持ち物を まとめるようにと言われているのに

畳に座り グズグズ、メソメソしていました。

 

引越し手伝いで里帰りの姉さんが

腰に両手を添えて まるで仁王立ち! 

大きな目を さらに 見開き

 

「私はね!この家が嫌だったのよ、

東京の親戚にも肩身がせまかったし!

どうやって1人で暮らすの!

いい加減にしてよ!」カミナリ炸裂。

「だって〜」

「だっても何もない!幸せと思いなさいよ!」

 

煮えきれない夕子を見ているうち

激昂してきた姉さんは、

「Vちゃんに言われたんだから 

 

おいら 豚肉のすき焼きなんか食った

ことねぇ!て。」 

(Vちゃんは、義兄 江戸っ子)

 

すき焼きは、関係ないと思うけど

牛肉の匂いが嫌いだった。

 

今では、ウエルダンのステーキ好きです。

 

姉さんの何発かの雷で お引越し完了。

 

姉さんは、風と共に去りぬ のスカーレット

そっくりと思いました。

本人もスカーレットの強さが大好きでした。

 

ぼろ屋では、雑多な声、音に送られて

飛び跳ねるように登校したのに

 

新しい家では、玄関から門扉まで

ひっそりとしていてコソコソ登校して

いました。

はあ〜   つづく

 

ご覧いただきありがとうございました。