ミス・サイゴンの感想だよ | ブタちゃんのまったり日記

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今は2年前から買い始めたベタちゃん達に癒されています
そして、フィギュアスケーター高橋大輔さんのファン、ミュージカルなどの舞台みるのも大好き。最近はあまり参加できていないけど、参加できる範囲でまったり参加できたらと思います。

みなさん、こんばんわ~

みんなが大ちゃんのZEROハロウィンレポートで盛り上がってる中

空気読まずにアップします

 

では一昨日見てきたミス・サイゴンの感想続きです

ここからはややネタバレを含みます

いやな人はここでお帰りくださいね

てか、ミス・サイゴンがどんなお話かみんな多少はご存じだとは思うけどね

 

このお話は、ベトナム戦争のまっただ中恋に落ちたキムとクリスのお話

そう、ラブストーリーなんですよ

その為か一幕から、まーあラブシーン(キスシーン)多いこと

チョットした時にチュッチュチュッチュしてましたよ

私が見てきたミュージカルの中ではキスの多さでは3本の指に入るんじゃないかなあ

見てるこっちが恥ずかしくなってしまう

なんだよ、感想はそこかい!て突っ込まれそうだけど

当たり前じゃ、そんなわけあるかい!

きっと、一幕の幸せいっぱいの二人の姿が、二幕で描かれる悲劇をより一層悲しくさせる

そういう狙いがあるんじゃないかな

 

一度は結ばれたキムとクリスだけど、時は戦争まっただ中

そう、戦争中に起きた悲劇を描いたこのお話、結局は戦争の混乱で二人は引き離されてしまうの

 

ただ悲劇はそれだけでは終わわない

キムはクリスと別れた後も、クリスはきっと自分を迎えに来てくれる、そう信じて貧しくてもなんたか生き延びていくの、その傍らには小さな男の子

キムはクリスとの間に子供、タムがいるの

キムはきっといつかクリスが迎えに来てくれて、子供と3人で幸せに暮らせる、そう信じているの

でも、当のクリスはアメリカに帰国後、別の女性と結婚してしまう

クリスは友人のジョンから、キムがバンコクで子供と二人で暮らしていることを知らされる

愕然とし、動揺するクリス

果たして二人の運命は?

 

まあ、簡単にストーリーをお話するとこんな感じ

テレビの取材などで感動したとか、涙が出たとか、そんな感想が流れてた

客席でも、ハンカチで目頭を押さえている人を何人も見かけた

でもね、私はどうもこのクリスがあんまり好きになれない

 

だってさ、初めキムとあったとき、キムを抱くように勧めるジョンにそんなことできないとか言ってた割には、意外と簡単に抱いちゃうし

それでもお話の中では純愛として描かれてた

でも戦争で引き離され、一人アメリカに帰国したクリス、もちろんキムを連れて戻ろうと思ったけどそれはかなわなかった

でもさ、あんなに愛し合っていたはずなのに、帰ってわずか1年で結婚しちゃうんだよ

新しく出直したかったとか言ってさ

アメリカに帰国した時点で、キムとのことはなかったことにしたってこと?そんなことあり~?

帰国してから、ベトナムでのトラウマに苦しみ続けてきたって言うが、そんなのあんただけじゃない

貧しくても、苦しくても子供のために必死に生きているキムは?キムはタムを守るために殺人まで犯してしまったんだよ

 

ジョンからクリスがバンコクに来ていることを知ったキムはクリスに会いに行くの

そこでクリスがすでに結婚して、妻がいることを知らされる

ショックを隠せないキムは、じゃあせめて子供のタムだけでも引きとってほしいと懇願するの

キムの願いはタムにひとなみの幸せ、そして未来を与えてあげたいそれだけ

そんなキムの願いにクリス夫婦は、親子はそのままバンコクにいてもらい二人とも支援する

そう決めるの

ちょっと待て!!あんた達は金でケリをつける気か?!

その傍で、それでは解決にはならないっていう、必死なジョンの言葉に耳を貸そうしない二人

なんかこのシーンは見てて、ムショーに腹が立ってね

確かにクリス夫婦も悩んだよ、でも、子供の幸せを第一に考えてあげる

それが親の務めだろ!!

 

結局キムは、タムをクリスに渡して自分で命を絶ってしまうの

自分がいたら、タムを引きとってもらえない、自分がいなくなればすべてうまくいく

そう決心してね

 

同じ東宝の大作「レ・ミゼラブル」もフランス革命という激動の時代のお話、暗い時代背景の中のお話だからとっても内容は重いんだけど、でも、最後は少しほっとするような終わり方なのに対しこの「ミス・サイゴン」はこちらも時代背景がベトナム戦争だから、これまた重いんだけど、だた、こっちは最後がキムの自決という悲劇で終わるから、こっちのほうがよりズーンとなってしまう

 

劇中でね、キムがクリスの妻エレンに「タムをブイドイだというのなら、自分よりもあなたを選ぶのなら、せめて自分で告げに来て!」て叫ぶシーンがあるんだけど

ブイドイというのはベトナム戦争時、アメリカ兵と現地のベトナム女性の間に生まれた子供のことをいうんだけど、この子供たちは差別され、迫害され続けていたんだって

だからこそキムはタムをブイドイにはしたくないその一心だったんだよね

 

このお話は、制作者がある一枚の写真にインスパイアされてできたらしい

その写真は、一人の子供を見送る女性の写真

父親の国アメリカへ子供の幸せのために送り出す母親

 

劇中でねジョンは帰国してからブイドイの子供たちの父親を捜す運動をしているんだけど

現実はこんな団体があったのかは私はしらない、ただあったとして

実際子供の父親が見つかっても、その後はどんな解決方法をたどったんだろう

ふと、そんなこと考えてた

例え父親が見つかっても、じゃあ引き取りましょうと簡単にはいかないことは、簡単に想像がつく

クリスのようにすでに、家庭を持っている人

認めようとしない人

お金で解決しようとする人

様々だと思うけど

でも、一番の被害者は、やっぱり子供たち

子供は親を選べない、何の罪もないのに差別され、迫害され、未来もない

これこそが戦争が産む最大の悲劇

この物語の一番のメッセージはここだと思うんだよね

 

感動した、涙が止まらなかった

それで終わりにしてはいけない

ただの感動物語にしてはいけない、それがこの「ミス・サイゴン」じゃないかな

そう思いました

 

あ~~~~、なんか重くなった

とにかく、いろいろ考えさせられるお話です

 

 

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