スコット&ゼルダ感想だよ~ | ブタちゃんのまったり日記

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今は2年前から買い始めたベタちゃん達に癒されています
そして、フィギュアスケーター高橋大輔さんのファン、ミュージカルなどの舞台みるのも大好き。最近はあまり参加できていないけど、参加できる範囲でまったり参加できたらと思います。

みなさん、こんばんわ~
スコット&ゼルダ
23日、24日、25日の3日間、4公演見てきました
では、感想を書きたいと思います

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今回のスコット&ゼルダ
正直言ってあんまり期待してなかったの
前回の「サンセット大通り」がすごく良かったから、よけいにね

濱田さんが出ているからと言って、その作品、すべてがいいかと言うと
そういうわけでもないんだよね
以前、四季退団後初の舞台、ボニー&クライドが私にとってはそうだった
最後には飽きてしまってね
今回のスコット&ゼルダもそんな予感がしてた
なんなくね、私のカン

それなのに4公演もチケ購入しちゃって
あ~あ~なんて思ってたの

でもね、私のカンほどあてにならないもんはないんですよ、これが
予想以上にいい作品でした
てか、よかったのよ、これ~

お話はアメリカ文学の代表作と言われる「グレート・ギャッツビー」(私はまったく知りません、この作品)の作者F・スコット・フィッツジェラルドとその妻ゼルダ・セイヤー、この二人の栄光と挫折を描いた物語

たくさんなジャズナンバーに彩られ、サイコーにカッコイイダンスナンバー
もう!最高におしゃれで活かしたミュージカルでした
でも、それだけじゃないんですよ

このミュージカルは1幕と2幕と2部構成なってて
二人の出会いから絶頂期は描かれる1幕は華やかなんですよ、最高に楽しくて
NYでのパーティーシーンはもうノリノリで最高でした
華やかなで、天国で、絶頂ブロックはここまで
2幕になると転落、地獄ブロックです
1幕が華やかなだけに、胸にズシーーーーンときます
ゼルダが神様に「なんで、こんな地獄の罠を仕掛けた」と叫びながらも「彼を助けて」と神様に訴えかけるシーン
スコットが変わり果てたゼルダを目に前に、自分が「ゼルダを殺した」と嘆きながらも「愛してる」と涙するシーン
もう、目がしらを何度抑えたことか

ただ、明るい華やかなだけのミュージカルじゃないんですよ
運命に翻弄されながらも、最後まで世界と戦い続けた若い二人の大河ドラマかな

ではそれぞれのキャストの感想です

まずは私が大好きな濱田さん
前回のサンセットの時と比べ、とっても楽しそうだった濱田さん
1幕の舞台で笑い、走り回っている姿がとてもかわいかった
でも、2幕ではやっぱり濱田さんだった、やっぱり濱田さんの歌声はすべてをもっていくね
それでも、私には少し抑えてるというか、もう一人の主演、スコット役のウエンツくんに合わせているように思えた
別に手を抜いているとかそういうことじゃないよ
この舞台はダブル主演だから、どっちか一人がとびぬけてはいけないの
こういうバランス感覚ってとっても大切だと思う、一人で作品ができるわけじゃないからね
それでも自分の魅せるところは十分心得てる、にくいね~

もう一人の主役、スコット役のウエンツ瑛士君
頑張ってました、すっごく頑張ってた
初め、あら、彼って演技できるのね~、歌えるんじゃん、なーんて思ってしまいまして
すいませ~ん
それでも、初めは彼が演じるスコットがすっごく幼く見えて、高校生ですかあ?なんて思ってしまったんだけど
パンフに掲載されているスコットの写真がね、なんとなく彼に似てるの
その写真見てて、ああ、スコットはあれでいいのかもしれないなあ、なんて思ってしまった
スコットって心は本当に幼いまま大人になってしまったのかなあなんてね
もう、最後のあのシーンは泣けて泣けて、お見事でした

今回の舞台、濱田さんとウエンツ君のラブシーンらしいラブシーンはなかった
もちろんイチャイチャしているシーンはあったよ、でもそれは二人でじゃれている、そんな感じだった
でも、今回の作品はこれでいいんでしょうね、濃厚でめくるめく愛の世界なんて描かれていたら、作品の印象自体が変わってしまうもの
1幕で二人が最高に楽しく、ハッピーに描かれてるから
あの2幕の挫折と絶望のシーンがさらに重みを増してくる
2幕ラストの精神病院の独房で二人で見つめあいながら、微笑みあいながら歌うナンバー
あれが生きてくるんだろうなあ、会場中の涙を誘ってました

つぎは中河内雅貴さん
なんと8役もこなしていた中河内さん
立ち位置的にはプリンシバルとアンサンブルの中間みたいな感じだったかな
ダンスシーンはほぼ彼を中心に構成されてて
もう!むちゃくちゃかっこよかった
黒の燕尾服にオールバックそれで見事なダンスを披露する彼はもう、なまつばモンです
最後は重い内容になりながらも、作品自体をおしゃれて活かした作品にしているのは彼の力も大きいんじゃないかなあ
一度、彼の最高にカッコイイダンスをたっぷりと堪能したいもんですな

最後に一人異彩を放っていた山西惇さん
実は彼が隠れたもう一人の主役かもしれないなあ
今回の舞台は、狂言回し的な役割だったのかな
彼が演じたベン・サイモンが精神病院に入院しているゼルダを訪れたとこから話が始まり
彼がゼルダに話を聞いているという形で物語が進行していくから、舞台で展開されているのは彼の頭の中で想像されているビジョンてことになるんだよね
彼は常に舞台にいて、二人の様子をじっと見ている
二人の辿った道のりをすべて見ているの
時に冷めた目で、時にいら立ちの目で、時に驚きの目で
で、ゼルダに見透かされるの、ただ流されるままに打算的に書いていること
そして「私たちを破滅に追い込んだのはあんたたち大衆よ!!」
その言葉に返す言葉もなく、立ち尽くすベン
ゼルダがベンに最後にかけた言葉
「スコットの作品にはエネルギーと生命力があった、それは彼にはゆるぎない信念があったから」
そして、ベンは誓うのスコットとゼルダの本当の姿を書こう、みんなに伝えよう、それが作家としての自分の役目

このベンの姿は彼らの姿を追い続けている現在の作家たちの姿なのかもしれないなあ
そんなこと感じてしまいました

ああ、又長くなってしまいました
でも、笑って、泣いて、そして見終わった後、なんだかとっても元気になった3日間でした