東京から先ほど帰ってきました
20日の金曜日から21日、22日と
計4回、濱田めぐみさん主演ミュージカル「カルメン」見てきました
久しぶりの濱田さんのミュージカル
えがった~~~~~~~
では、感想です
まず、カルメンて聞くとビゼーのオペラ「カルメン」を想像する人多いと思うけど
オペラのカルメンや原作のメリメの小説などに精通している人には
今回のカルメンは
なんだ~!!これは~~~~!!こんなのカルメンじゃな~~い!!!!
てなことになると思います
なにせ、カルメンとホセの悲劇の純愛ラブストーリーになってるんだもん
ホセから簡単にエスカミーリョに心変わりする移り気な魅惑のカルメンはどこへやらですよ
私はあらかじこのミュージカルはカルメンの名を借りた
まったくのオリジナルストーリーだと知っていたし
オペラのカルメンは見たことがないし、原作も読んだことがないから
その点は問題なかったかな
ただね、すでに上演されているチェコ版と韓国版はけっこう動画でみてたんです
もちろん何言ってるのかは分からないけど、舞台の様子はなんとなくわかるじゃないですか
だからこの2作とはずいぶん雰囲気が違ったのはちょっとびっくりしたな
チェコ版と韓国版は設定が現在になってるから、なんとなく雰囲気が明るくて華やかな感じがしたかな
韓国版はチェコ版を規範に作られているような感じで、基本的には似てるんだよね
でも、日本版は設定が原作とおんなじ時代で1830年代になってる
だからかな、あんまり華やかな感じはしない、やや暗くて落ち着いた印象
でもフラメンコを踊る場面が多くて、ある意味スペイン色が強いかな
舞台のセットもシンプルで、そんなに作りこんだ感じはなかった
設定の年代が年代だから、下手にセットは作らないほうがいいのかもね
キャストのみなさんはみんな歌が上手で
一人くらいは、あちゃ~てきな人がいるもんなんだけど、今回はいなかったね
それにアンサンブルがすごく良かった
フラメンコもすごくかっこよかった
アンサンブルがひどいと、たとえメインキャストが良くても作品全体が台無しになっちゃうから
アンサンブルって大事なんだよね
日曜日の公演は全体的にすごく良かった
ではそれぞれの感想です
まずはカルメンの濱田さん
私は濱田さんファンなので、どしても濱田さんびいきになってしまう
でも、それを差し置いてもすごかった、あの歌は圧巻でした
また更にスケールが大きくなっていたように思います
ただね~、思ったより歌ってくれなかった、調子が悪いとかそう意味ではなくてね
チェコ版と韓国版をさんざん動画でみてたので
もっと歌いまくってくれるとおもってたの
それがチェコ版や韓国版ではあったカルメンのソロナンバーが
ダンスナンバーに変わってたり、歌詞が無くてラララだけでうたってたりしてね
まあ、演出であえてそうなっていたんだろうけど、でもちょっとその点はがっかりしてしまった
でも私が一番好きな「VIVA」はかっこいいし
「もしも叶うなら」なんて圧巻でグッときてしまった
ラストシーンで歌うこのナンバーの時、濱田さん笑うんだよね
もう、その顔見ただけで号泣でしたよ、あたしゃあ
ホセ役の清水良太郎さん
ミュージカル初めてなんですよね、時々ちょっと声がギリかなあ?
なんて思うとこもあったけど、初めてなのに強者のベテランさん相手に堂々と渡り合ってましたね
まあ、役得なやくですね、濱田さんとカタリナ役の大塚さんとチューしまくってた
いろいろな人にもまれてますます成長していきますね
これから楽しみです
カタリナ役の大塚千弘さん
こんなに歌える方がとは思いませんでした
考えてみれば、このカタリナかわいそうなんだよね
せっかく婚約したとホセはあっというまにカルメンに心変わりしちゃう
でも、最後はすべてを受け入れた強い女性になってた
そんなカタリナを可愛らしく、そして強くしっかり演じていたと思います
ガルシア役の米倉利紀さん
シンガーなので、他の人たちとはなんとなく歌い方が違うんだよね
この舞台この米倉さんのスペイン語の歌で始まるんだけど
これがカッコいいんですよ
ガルシア役も基本的にかっこいいんだけど、悪役としてはもっと悪くてもいいんじゃないかなあて思ってしまいました
このガルシアが怖くて、それでて本当に悪に見えると舞台としても締まるんだよね
重要ですよ、このガルシア役は
イネス役の香寿たつきさん
冒頭でフラメンコを踊ってたけど、このイネスとは全く関係ないんだよね
濱田さんと対決してたと思ったら次のシーンではとぼけたおばさんになってた
この切り替わりの速さにはびっくり
しかしまあ、ラブネバのマダムジリーからこのイネスと濱田さん同様、ふり幅の大きいかたですね~
私、今まで見た舞台に出演していた宝塚出身の方、うまいなあと思った人いないけど
香寿さんはすごいなあとおもったよ
終始、重いストーリー展開の中でこのイネスが出てくるシーンはほっこりさせてもらって
ほんとうにオアシス的な感じでしたね
楽しませていただきました
市長役の別所哲也さん
いや~、見事なタヌキおやじっぷりでした
さすがの存在感ですね、やっぱり大きな舞台をたくさん踏んでいる人は違うんだね~
しかも、こんなに歌える人だとは思わなかった
アドリブも自由自在で
イネスの香寿さんとのシーンは最高でした
なんか別所さんの見る目が変わったなあ
最後に預言者役のJKimさん
この予言者だけが、たんとなくよくわからんかったなあ
まあ、歌はね四季出身だけあって、圧巻なんだけどなあ
冒頭からちょこちょこ出てきて、ひたすらおんなじ歌をうたってる
セリフがあったのは一度だけ
「諸刃の剣を手に天国と地獄の境に立つ女」
これだけカルメンにつげるの
それからは別にカルメンや他人たちに語り掛けるわけでもない
う~ん、ストーリーテラーの役目だったんだろうけど
ここまでちょこちょこ出す必要があったのかな
歌がすごかっただけにもったいないなあ
まあ、いろいろ書いてしまいましたが
総じてとってもいい舞台でした
上演期間が短いのが実にもったいない
できればもう一回見たいです
みなさんも、もし、少しでも興味がある方はぜひ、銀河劇場まで足を運んでみてください
一見の価値ありです
ミュージカルの概念が変わりますよ
