
初心を忘れない。いつでもそこに戻ろうとする柔軟さ。
昨夜はお稽古に行ってました。
個展を大盛況のうちに終えられた
師匠のいる教室に
わたしとしては
久しぶりの出席でした。
その間の話で
個展をされるにあたり
師匠の知り合いの方が
師匠の書家の雅号(名前)で検索すると
なんと
「石川呼穹」が
ずらーーーっと出てくるらしいのです。
そりゃ
先生の知人のみなさんにしたら
「誰やねんこいつー」
になりますわー
教室同期の女子が
その場でどれどれって調べると…
うん。
画像検索までびっしり
わたしだった……(=_=;)
師匠は書家としての活動より
現在は
学校教育者(理事)としての顔であることが
ほとんどで
そして
弟子の中でも積極的に
こうしてあーだこーだ
しかもプライベートまで
SNSで発信しているのは
今のところわたしぐらいなので
こんなことになってしまうわけで…
昨日はそこで
多少恐縮してました。
が、しかし…
それって
わたしって
誰ぞや?って
知っていただける機会。
なのですな…
氣ぃ抜いてたらあきません。
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師匠に
おうちでしている臨書を
久々
添削していただきました。
「臨書のお手本(原書)がそうであっても文字の形が
しっくり安定するのはこうだからね」
と朱墨で直してもらい
手本どおり書けてる!
だけでなく
ちゃんと一画一画丁寧に
バランスよく俯瞰出来ていなかったことに
気づきます。
あーやっぱり
直接リアルに直していただける
ありがたい機会に
10数年前に師匠の元で
教室に通い始めた頃を
思い出していました。
柔軟さを持って
驕ることなく
自分を見つめなおす時
初心に返ることは大切。
だけども
当然ながら
あのときのわたしの書
あのときのわたしとは
違っているのです。

目に見えること
見えないこと
形あるもの
ないもの
遠くで
近くで
感じる。伝わる。
今日のちいさな一文字。
(今朝のFBより)
『感じる書』アーティスト こきゅう