若い頃
祖母とふたりで住んでいた時
必ず
紫陽花は
大きな花瓶で
リビングと床の間に
それぞれ活けてありました。
新興住宅街の一軒ですが
庭で
草木や花を愛でる
楽しさ教えてくれました。
昨夜は夜半に降り出した
雨の音を聴きながら
すぐに眠りに就きました。
そこで今は亡き
祖母の夢を見ました。
祖母の癖である空咳と
鼻歌(蝶々夫人とケセラセラ)と
寝室にあったオルゴールの音も
色の記憶と共に
忘れられません。
祖母と過ごした家は
今では新しい道路になっています。

2013 0626 6:33 のわたし。
雨なのに
「ある晴れた日に」
強い雨音で
目が覚めた。
夢に祖母の姿。
そんな祖母が
よく鼻唄を歌っていた
プッチーニのオペラの
蝶々夫人の歌が
起きてからも
耳に残っていたので
調べてみた。
長崎を舞台にした話だと
今さらながら知る。
蝶々夫人の切ない想いと
祖母が夢の中で
手にしていた
紫陽花の色。
(今朝のFBより)
『感じる書』アーティスト こきゅう



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