
ソメイヨシノが満開の中
植樹されて間無し?の
若いしだれ桜が
まだ蕾も多く
ちらほらといった感じで
新しい公園に佇んでいた。
見逃してしまいそうな
ひっそり感。
可憐な濃いピンクの花を
朝日にバックに
撮ってみたら
透けた花弁が
レースの様で
バレエのチュチュみたい。
鮮やかさより繊細さを
目にする。

そして
視線を地面に
移すと
『雑草』と呼ばれる子たちも
春を彩っている。

この草花たちを
踏みしめながら
樹々を見上げ
感嘆のため息をつき
桜の美しさに
酔いしれているのかもしれない。
やがて桜が散りはじめると
この雑草たちのうえにも
降ってくる。
で、
またぐんぐんと
伸びて
日を浴びて
若葉の季節に移り変わっても
まだまだ
生き続ける。
桜が美しいのは
秋から今花開くために
スタンバイしていて
寒い冬を経て
春本番を迎える。
しかも
いきなり幹から
にゅーっと枝もないのに
花咲かせるなんて
すごい!って
しゃがんで根元を見ていたのだ。

そんな
繊細さと
優しさ
強さを
表現していこう。
お花見に来る人々も
まだいない朝。
歩いていて感じ
想ったこと。
『感じる書』アーティスト こきゅう
『感じる書』
をアナタの元へ。
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