『手』
繫いで
握りしめて
一度放しても
持ち上げ
包み込み
触れ
撫でて
心掴む
強くて
優しい
キミの手
この子を
小さなわたしの車に積み込んで
一路 兵庫は佐用町に
向かったのは3月のこと。
元々あった作品を
無理を承知で
飾ってもらいたいと
お願いした。
「親戚やから」と
いつもわたしを温かく迎えてくれる
かじさんご夫妻。
あの早い春以来
もうすっかり
治療院の一部として馴染み
その後
夏にはこの子と
再会も出来た。
設置したときには
そこに居た
わたしを含む５人
全員で
涙したこと…
あの瞬間は
忘れ難い想い出の１頁として
今も
瞳の奥に
焼き付いている。
そして
自宅でリスタートを切った今も
お二人の元で
エビスサマの『手』は
ずっと大事にしてもらえていて
「ありがとう」が
たくさん有っても
足りないくらい。
それは
ここに来るはずだった
この子も絶対に
わかってると思うんだ。
『感じる書』アーティスト こきゅう
アナタの想いをイメージして書き上げ、 お届けいたします。
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『らぶしょbyこきゅう』
http://www.cokyulovesho.com/
