
時間を追うごとに
人気(ひとけ)が増すのは致し方ないが
外宮や
ましてや月夜見宮の静かな
佇まいを感じた後の
内宮のちょっとした賑わいぶりに
ちょっと圧倒されつつ参拝。


となりでは
遷宮の準備が着々と
進められている様子を
漂う材木の香りと
響き渡る工具の音で知る。

『風日祈宮橋』

参集殿の舞台では
島根県の神楽保存会の方々が
舞を奉納されていた。

画像には無いが
縁結びや子授け、安産の信仰のある『子安神社』は
木花開耶姫命が祭神。
お父さんの大山祇神とともに
参集殿の奥あたりに祀られている。
国津神との子とではないかと夫に疑われ
天津神の子であれば
どんなことがあっても
無事産まれてくるであろうと
火を放った産屋で出産をし
疑いを晴らす…
その神話の情景が
映像として
お参りしながら
浮かんでくる。
桜の花が咲くような…という名前の美しい女神だが
そんな木花開耶姫命の強さを
内宮のちいさな祠に感じた気がする。
心笑 わくわくを筆にのせて
こきゅう