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*きくちゃん*のブログ

チアダンス・ストレッチ衣装製作KIKUCHI工房のブログです。

今年は皆さんご存知だと思いますが、
JCDA大会が、東京体育館の工事のために一か月早くなりました。

コーチや選手の皆さんは夏休み前から振付や様々な準備が大変だったでしょう?
私は皆さんより情報が入ってくるのが遅いため、この状況に対する準備がなかったので
夏前にたくさんの注文を取ってしまったので、大会衣装の製作のための期間が
ものすごく時間的に少なくしか取れませんでした


結果・・全く休みなしに一日12時間労働・・・
(これは企業だったら労働基準法に反しますぞ)

したがって・・身体はボロボロへとへと・・
それでも、工房に入るとテンションあがるために自分の身体の限界以上に
身体を酷使してしまったようで

9月に入って腕の筋肉が硬くなっていくのに気が付きました。

ストレッチしても、二の腕の筋肉がグッと硬縮していくのがわかるんです

そしてある日、後ろに手をまわそうとしたらものすごい激痛が走って
手が動かなくなったんです。

四〇肩なんてみんなは言うけれど、肩じゃなくって肩甲骨の筋肉から腕までの
裏側の筋肉に硬縮が起きちゃったんです。

これはストレッチ生地を縫うときに、必ず左手でテンションをかけて引っ張って
ミシンをかけるためで、まさに労災!!

といっても、自分が事業主だからしかたない!!

・・・・っということで、数日で治ると思った怪我はすでに三週間
涙が出るほど痛いストレッチやマッサージを続ける羽目になりました。

だいぶ治っては来ていますが、冬になる前に完全に直さないと
このまま筋肉は硬縮したままの状態になって何年も腕があげられないようになるとのこと・・・
 そんな~それじゃあ仕事を辞めなくちゃならないじゃない。

ですので、真剣にリハビリします。
11月10日のJCDA大会終了までリハビリして、12日から仕事を再開します

USA大会衣装はそこから受け付けますので準備をよろしくお願いしますね


仕事も、、ほどほどにしないとね~皆さんに迷惑かけちゃいますね

そんなことで、今回の大会は製作をお断りしたチームが4チームありました。
前代未聞のことですがご了承ください。

リハビリ頑張ります!!
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11月10日 芝公園メルパルクホールにて
日本バレエ協会主催 文化庁人材支援事業

BALLET CREATION

下村由理恵
大岩淑子
山本康介
中原真理
小林十市

以上の振付作品を上演します

この中の小林十市さんの作品にわが工房のアシスタントであり、
基礎バレエコーチの菊池裕香が出演しています。

 「振付悪夢」という作品ですが、ネタバレするとつならないので
何も言いませんが、十市さん本人も踊られますので大注目ですよ!!
私もレオタードとスカートをちょこっと製作して使っていただいております。

☆そもそもKIKUCHI工房はバレエなどの舞台衣装の工房としてスタートしたのですが
 ストレッチ衣装を得意としていたため、バトンやチアダンスの衣装製作の依頼が増えて
 10年前くらいからバレエ衣装の仕事は年間2本くらいになってしまいました。

 実は私は舞台が大好き、照明や演出や舞台の大きさ客層も考えて衣装を考えることを
 得意としていましたが、それがゆえ・・・・
  現在では全日本選手権  全米選手権で チームカラーを出した衣装製作により
 どちらの大会も製作した衣装を着てくださったチームが(全部のチームではないですが)
 賞からもれたことはありません。

 全米、全日本ともに18年必ず上位入賞またはグランプリに輝いています。
 ベストコスチューム賞は何回とったか数えてません・・・それくらいいっぱいね。

  ニコニコプチ自慢になっちゃいましたね

 そんなこんなで

 娘は私のレオタードを着る役ではないですが・・・

 素晴らしいチームワークで踊る作品になりそうなのでぜひ足を運んでください
 
 他の作品も谷バレエ団や新国立劇場の素晴らしいダンサーが参加してハイクオリティーな 公演となっています。
 
 
 
いろいろなチームの方とかかわっていると、そのチームの雰囲気が伝わってきます。
仲が良いのか、厳しい上下関係があるのか・・・

どういう姿勢でチームが取り組んでいるのかも。
不思議と伝わってくるものです。

やはりたくさんの人間がいるので、中心で踊らせてもらえる子
どうしてもみんなの足をひっぱてしまってしまう子

そんなたくさんのメンバーをどうまとめて行くのかも大会を目指すなら大事なことなんだけれど

中心で踊る子に妬み、、嫉妬・・
頑張っている子に自分はついていけないからと言っていじめたり。

他の人を応援するチアダンスの世界の人とは思えない心が痛むことが目に触れてきます

そんなチームはそれが全部フォーメーションに出てきます。

他人を意識してシンクロして踊ることができなければチームのダンスは成り立ちません
それができない、心の成長がない人間はチームにいる資格がないですね。
そこを勉強するのが学校の部活の中のチアダンス!!

どうやったらみんなが心を一つにしてやっていかれるのかを考えて踊ってほしいです
それぞれが考えていたら、いじめるとか、不調なときに文句を言うとか
ひとりだけつまはじきにするとか・・・

そんなことはなくなるのではないでしょうか?

衣装をみんな揃って同じものを着る…その時点で
気持ちをそろえるということをよく自覚してほしいですね


そんな思いをたっぷりこめて、また皆さんの衣装を作って行きます