5月に注文をいただいた衣装は皆さんのところにほとんどお届がすんでいます。
満足いただいて皆さん各自で細かい調整をして
装飾をたのしんでやっているという報告をいただいています。
装飾をして素敵に仕上がったら、写メ送ってくださいね。
チアダンスの衣装はスポーツウェアでありながら”ステージ衣装”のカテゴリー性が高いです。
審査員やお客さんから全体を見てのバランスがどうか、、ということがメインになる衣装です。
私達もよくステージや大会での見え方を研究していますが、至近距離で苦労して作ったところが・・・全く見えてこないことなどよくあることです。
「こんな大胆な!!」というものが意外にきれいに見えたりもします。
また・・レオタード生地の難しいところは・・採寸通りに作るとダブダブでズルズル!!
だって、水着を実寸で作ったらどうなります?泳いでいて脱げちゃうでしょ。
レオタード衣装も同じです。
大人はだいたい伸縮率を計算して作れば気持ちよく着られるものができるのですが・・
最近子どもの衣装を注文される際に・・一年か二年着られるようにという事を言われます。
半年分くらいは伸びるので大きくなっても大丈夫ですが・・
6歳の子どもの成長と12歳の子の成長は全く違うし個人差もある。
中には全部の採寸サイズに数センチプラスしてサイズを送ってきているチームもありますが
全部の箇所が大きくなるような成長の仕方は人間しないし・・個人差が大きいです。
普段のお洋服はシーズンごとに買い替えるのに、衣装だけ二年も着られるように・・って
ちょっとちがいませんか?
今シーズンの大事な大会・・全員ダボダボで良いのかしら?
ストレッチ生地を使った型紙は一般のお洋服と全く違います。
私自身 洋裁の知識がありますが、それはほとんど通用しませんでした。
メーカーによって伸縮素材の配合も違うし、同じ生地でも季節によって気温によって
伸縮率が違ってくるのです。
ですからサイズ別といっても号数別のパターンオーダーをキッズは採用しています。
一人一人に全てを合わせることは不可能です。
洋裁のできるお母さん…という方がいろいろ親切に調整を言ってきてくださるのですが。
その情報はほとんど意味がありません。

これを言ったらブチ切れますので要注意です。
プライド高くてすみません。私達は裁縫のできるプロでストレッチ衣装を年間100チーム以上作っているのですから、、ね。
なにか不具合があって調整が必要なら、状態だけ伝えてくだされば、こちらで方法を考えて調整するのです。自分達で作ったものですから、どうすればベストかは一番よくわかっていますので・・・
ストレッチ生地について知識のない方が、あれこれ考えて文句を言っても始まらないですよ。
こうやって、私達を信頼してくださる方々には最高の衣装を最高のアフターケアをして差し上げています。
私達は職人の集団です。今年もお見せしますよ!
