三重県消防・保安室によると、午前11時55分ごろ、津市の公園の水飲み場で、男性(66)が倒れているのが見つかり、死亡が確認された。
愛知県大治町では午後2時20分ごろ、無職女性(85)が自宅前に止めた軽トラックの中でぐったりしているのが見つかり、搬送先の病院で死亡した。いずれも熱中症が原因とみられる。
三重県消防・保安室によると、午前11時55分ごろ、津市の公園の水飲み場で、男性(66)が倒れているのが見つかり、死亡が確認された。
愛知県大治町では午後2時20分ごろ、無職女性(85)が自宅前に止めた軽トラックの中でぐったりしているのが見つかり、搬送先の病院で死亡した。いずれも熱中症が原因とみられる。
関東で死者が最も多かったのは埼玉県で、県警によると、少なくとも男女9人が熱中症で亡くなった。20代、30代が1人ずつで、あとの7人は51~81歳。県内で今年初めて猛暑日となった18日からの熱中症による死者数は34人にのぼる。猛暑が続くにつれ、屋外だけでなく自宅で倒れるケースが増えているという。高齢者は暑さの感覚が鈍りやすく、県警によると、空調設備を使わなかったり、水分をこまめに補給しなかったりした人が少なくないという。
このほか、千葉県では松戸市で女性(84)の死亡が確認され肥満治療 たほか、2人が重症になった。栃木県茂木町の民家の畑では、この家の主婦(75)が倒れているのを夫(76)が発見。間もなく死亡が確認された。朝から農作業に行っていたという。茨城県つくば市では、女性(84)が死亡した。神奈川県相模原市では、90歳の女性が意識不明だという。
水の事故も全国で相次いだ。和歌山県有田川町の有田川では小学生4人が流され、小2男児(7)が行方不明に。佐賀県伊万里市では8歳男児が川でおぼれ、意識不明の重体になっているという。
太平洋高気圧に覆われた日本列島は25日も、関東から九州の各地で最高気温が35度以上の猛暑日となった。埼玉では2人が熱中症で死亡、千葉では海で2人が亡くなった。東京でも前日の救急車の出動が過去最高になるなど、深刻な影響をもたらした。
さいたま市岩槻区で午前6時10分ごろ、無職女性(78)が自宅の寝室で意識を失っているのが見つかり、死亡が確認された。また、埼玉県越生町でも女性(75)が死亡した。
千葉県では海の事故が相次いだ。富津市沖で午前9時半ごろ、東京都荒川区の会社員小林元治さん(53)が浮いているのが発見され、死亡が確認された。午後0時15分ごろには、勝浦市沖約200メートルで、近くの無職高橋淳さん(51)が死亡した。
25日午後からは、西日本から北日本までの広い範囲で大気が不安定になり、局地的に激しい雷雨となった。関東でも茨城県南部の桜川市の山間部で、同日夜に1時間あたり約100ミリの猛烈な雨を観測した。
一方、東京消防庁では24日の救急車の出動件数が2766件にのぼり、1936年の救急業務開始以来、1日あたりの出動件数として過去最多となった。猛暑で体調不良を訴える人が多く、搬送者のうち178人が熱中症と診断された。
東京都心は24日まで、統計開始以来最長肥大陰唇 となる4日連続の猛暑日が続いていたが、25日は最高気温34.4度で、5日ぶりに35度を下回った。
気象庁によると、25日は岐阜県多治見市で全国最高の38.1度を記録。ほかに岡山市(37.9度)や大阪府豊中市(37.6度)、東京都練馬区(35.4度)、山口市(35.9度)など、96地点で35度以上になった。
26日以降も、関東から九州では暑さが続くと予想されている。
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25日午後1時35分ごろ、奈良県吉野町宮滝の吉野川で、川遊びをしていた大阪府東大阪市友井の会社員西江宏暢さん(20)が川底に沈んでいるのを友人が見つけた。吉野署によると、西江さんは約2時間後に病院で死亡が確認された。
25日午前11時35分ごろ、高松市沖約50メートルの瀬戸内海で、「2010市民遠泳大会」の参加者をサポートするために最後尾を泳いでいた同市香川町浅野、水泳インストラクター日下繁子さん(55)がうつぶせで浮かんでいるのを大会の救護船が見つけた。日下さんは病院に運ばれたが約1時間半後に死亡した。高松北署や高松市によると、大会は約40人が参加して2キロを泳ぐもので、日下さんはおぼれたとみられる。
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25日午後4時20分ごろ、岐阜県本巣市木知原の根尾川で友人が流された、と119番通報があった。消防などが約50分後、250メートル下流で、同県山県市伊佐美、高校2年生守田雄太さん(17)がおぼれているのを見つけた。病院に運んだが、死亡が確認された。北方署によると、水死という。守田さんは中学の同級生4人と中州でバーベキューをして遊泳していたという。
また、同県海津市海津町の長良川では24日、岐阜市長良、とび職島田和行さん(28)が行方不明になり、消防が25日、水深約4メートルの川底で島田さんの遺体を見つけた。死因は水死という。仕事仲間と泳いでいたらしい。
同院は「異状死」とされる死亡例について、死因を探るため、遺体解剖などを行う。集計によると、17~27日の11日間に同院が調べた事例のうち、75人が皮膚の乾燥状況などから熱中症が死因である可能性が高いと判断された。
年齢別では、70代以上が62人と圧倒的に多く、60代が11人、50代と30代が各1人。屋内で発見されたのは71人、屋外が4人だった。高齢者がエアコンが動いていない部屋で倒れ、数日後に発見された例もあった。
東京消防庁によると、同じ期間に熱中症の疑いで救急搬送された人は都内(稲城市・島部を除く)で計1205人。ただ、搬送後の症状の追跡調査はしておらず、死亡を確認したのは1人にとどまる。
猛暑が続く今夏、「熱中カリカリ梅」を製造する前橋市の赤城フーズに注文が殺到。沖縄の高校総体に出る北海道の学校からの注文もあるほどだ。
カリッとした固い歯ごたえの同社の従来品の梅漬け「カリカリ梅」よりも、塩分を高めにしたのが特徴。熱中症予防に、と昨年4月に商品化した。
暑さが厳しい今年4~6月の売り上げは、昨年の約5倍という。同社の工場は、連日フル操業で、「従業員が熱中症にならないように気を付けています」。
暑いとき、人の体は熱を下げるために、末梢(まっしょう)血管を広げ、皮膚に多くの血液を運んで外気に熱を逃がす。また、汗をたくさんかいて、蒸発するときの気化熱で皮膚から冷やそうとする。
だが、外気温が皮膚の温度より高かったり、湿度が非常に高かったりすると、放熱や発汗ができにくくなり体温調節機能がうまく働かず、熱中症を引き起こす。
熱中症の症状には、熱けいれん、熱失神、熱疲労などがある。
熱けいれんは、大量に汗をかいたことで、塩分が不足して起こる。手やふくらはぎ、ふとももなどの筋肉が収縮して、筋肉痛やこむら返りとして現れる。汗をかいたあとに、塩分をとらずに水分だけを大量にとると、塩分が薄まり起こりやすい。
熱失神は、末梢血管の拡張で、脳への血流が瞬間的に不十分になり、立ちくらみやめまいがおきることだ。
熱疲労は、多量の発汗で脱水状態になったもので、熱けいれんや熱しっしんの症状とともに、頭痛、吐き気、体に力が入らないなどの症状が出る。
熱中症の最も重いものが熱射病だ。脳の視床下部にまで障害がおよんだ状態で、体温が40℃以上になる。体に触ると熱いと感じるほどだ。高度な意識障害のほか、心臓や肺、腎臓などにも障害が出る。入院して集中治療を受ける必要がある。 陰毛画像、写真
熱中症は、自分では気がつきにくいうえに、急速に重症化する。まわりの応急措置が何より大切だ。
疑われる症状が出たら、まず体を冷やすことだ。
めまいや一時的な失神、筋肉痛、大量の発汗など、軽い症状のうちに、風通しのよい日陰や、冷房が効いた室内に避難させて、冷たい水分を取る。大量の汗をかいたときには、塩分も補えるスポーツドリンクがいい。最適なのは体に吸収されやすい経口補水液だが、手近なものとして、野菜スープやみそ汁も適している。
吐き気で自力で水分を飲めない場合、また、ズキズキする頭痛が出たり意識がもうろうとしている、体に触ると熱いなどの症状がある場合は、無理に飲ませず直ちに救急車を呼ぶ必要がある。
重症者の命を救うには、いかに早く体温を下げるかにかかっている。涼しい場所に移動したうえで、服を脱がせ、体に水をかけてうちわであおぐ。首やわきの下、太ももの付け根などに氷をあてて、血液を冷やしてあげるのも効果的だ。
医療機関へ搬送するときは、必ず熱中症の疑いがあることを伝えるようにしたい。
体の温度調節機能の働きが弱い5歳以下の幼児や、65歳以上の高齢者は、特に注意が必要だ。高齢者は温度の変化を感じにくくなっているうえ、汗をかきにくいので、体温をすばやく下げる能力が低くなるためだ。
高齢者の場合、真夏の炎天下などでなくても、散歩中や、室内で倒れてそのまま死亡する事故が増えている。07年の熱中症による死亡者923人中、65歳以上が7割を超えていた。
また、肥満の人、自律神経や循環機能に影響する薬を飲んでいる人も熱中症になりやすい。
子どもは体温を調節する機能が未熟だし、照り返しの強い地表近くを歩くから注意が必要だ。
熱中症を予防するには、暑さをさけることと、こまめな水分補給だ。
屋外では日陰を選んで歩いたり、帽子や日傘を使ったりしよう。炎天下や蒸し暑いときの激しいスポーツは事故のもとだ。
襟元や袖口の開いた通気性、吸湿性のいい素材がいい。黒い色は熱を吸収するので注意しよう。
室内では扇風機やエアコンを上手に利用しよう。地面からの照り返しや放射熱を避けるために、カーテンや遮光フィルムも効果的だ。
暑い日には知らずにじわじわと汗をかいているので、運動をしていなくても、こまめにお水やお茶などを飲むことだ。のどが渇く前、暑いところに出る前に水分を補給しておくのがポイント。ただし、ビールなどのアルコールは尿を増やして体の水分を出してしまうので禁物だ。
また日頃からウオーキングなどで汗をかく習慣をつけていると、体が暑さに慣れて熱中症にかかりにくい。
環境とともに、その日の体調も考慮する必要がある。風邪で熱があったり、下痢をしていたりするとき、また寝不足や二日酔いのときの無理は禁物だ。
環境省や日本気象協会では、毎年6月ごろから気温に加えてその日の湿度や放射熱を取り入れた「暑さ指数」と言われるWBGT(湿球黒球温度)を発表して、熱中症の予防を呼びかけている。