千原/ジュニア夢小説
「……こうじ、さん。」
頭から布団を被って覗き見る先はテレビ
そこには大好きなあの人が映っている。
(あぁ!なんて楽しそうに笑っているの!)
二ヶ月ほど会っていないのに涙を流すのはなぜ?
(だって仕方がないじゃない。彼はそういう職業だもの)
最近はテレビに引っ張りダコね!
(それはそれでうれしいのだけれど。)
「……こうじさん。」
心は嬉しいのになぜ涙を流すの?
テレビの音が私の頭を駆け巡る。
(笑い声は虚しく心の中に響いて。)
あの人が吸っている煙草の匂いもお気に入りの服には付いていなくて。
(どんな匂いだったかしら。)
【どんなに泣いてもあの人は来ない】
(時間だけが虚しく過ぎて逝って。)