A.D. 2008S/S Collection | CROWN JEWEL PARTY BLOG

A.D. 2008S/S Collection

鮮やかな色が舞い踊るファンタジー
風に揺らめく斬新なフォルム・・・
進化していくA.D.が提案するのは、

ちょっぴり冒険をしてみる、

ハッピー&アクティブスタイル



ポップでキュートな音楽にのせて軽やかにランウェイを歩くモデル。
レッド、イエロー、パープル・・・次々に変化する鮮やかな色がハッピーな気分。
ちょっぴり冒険と遊び心を感じる3段の構造的で大胆なフォルム。
様々な時代・国・人々の文化の融合である今の日本を、「全ての枠を取り払った“セクシー”な服」というコンセプトで提案するA.D.(エー.ディー.)のコレクションは、フォルムを重視するデザイナーのこだわりとファンタジックな世界感が伝わるショーとなった


・ 日時/2007年9月14日(金) 
・ 会場/MODA POLITICA
・ 主催/4K[sik]


● A.D.
デザイナー、西村英雄。2004年A/Wより、「ANNODOMINI」スタート。インスタレーション形式でコレクションを発表。06年S/Sより東京コレクションに参加。

06年2月よりブランド名を「ANNODOMINI」から「A.D.(エー.ディー.)」に変更する。
全ての枠を取り払った“セクシー”な服がコンセプトであり、常に進化していく女性に向けた服作りを提案。パターンはフォルムを重視した服作りを基本とし、全てデザイナー自身が引いている。


● Collection Report




コレクションの始まりは、ファンタジックでカラフルな柄のワンピースで登場。鮮やかなイエローのブーツでハッピーな装い。胸元の切り替えしから細かなギャザーが美しいフォルムを作る。歩くたび揺らめく裾がロマンティック。




イエロー、ピンク、ベージュのカラフルな3色構造のジャケット。ボタンの色も様々で個性的。パッチワーク風プリントのボトムスも春らしい軽やかな素材。全体的にフェミニンでロマンティック、引き続き人気のゆったりとしたフォルムが印象的。




ボリューミーなフリル使いが印象的なワンピース。胸元からたっぷり入ったギャザーがゆったりと丸みを帯びた美しいコクーンシルエットを作り出し、女性らしさを表現。
淡いピンクやイエローがミックスされ、女性らしいだけでなく、元気でエッジィな印象をプラスしている。




春らしい柄も目立った今回のコレクション。柄×柄の組み合わせも。
バストとウエストについたリボンを縛り、ギャザーをよせる。個性的なシルエットが作り出される、軽やかで女性らしいワンピース。


● 編集部のひとこと。
ショーの初めから終わりまで、印象的だったのは「色」と「シルエット」。
レッド、イエロー、パープルと変化していくカラーが、ハッピーでアクティブな女性像をイメージさせます。引き続き人気のゆったりしたシルエットと、風に揺れる軽やかな素材が女性らしさを表現しており、ハートの中から飛び出してランウェイを歩くモデルたちはおとぎ話の妖精のようでした。



とみたえり