中央受験センターのホームページをリニューアルしました。

中央受験センターでは、プロ家庭教師を大阪・京都・兵庫・神戸・奈良へ派遣させていただいております。

今回のリニューアルで、以下のコンテンツを整理しましたので、みなさんもぜひチェックしてみてください。

関西の難関中学受験の対策

医学部受験の対策(日本全国の医学部医学科の受験対策をカバーしています。)

関西の私立小学校・名門小学校の受験対策

関西の高校受験対策(最難関高校も含む)

関西の大学受験対策


リニューアル後は、中央受験センターのブログにて、最新情報をご提供していきます。今後ともよろしくお願いします。
平成25年度の京阪神の中学入試日程も終了しました。受験生、保護者の方々、先生や受験にかかわったスタッフ・・・いろいろな想いが渦巻いた一週間が過ぎました。


さて、この時期の私の楽しみは難関中学の入試問題をじっくり味わってみることです。
仕事上も必要なことですが、趣味のひとつともいえます。ちょうど好みの作家の新しい小説本をめくるような、公開初日のハリウッド映画を観にいくような気持ちで問題に目を向けるのです。


灘中学の入試問題は、新聞掲載などで簡単に見ることができます。最難関の中学入試問題ですから難しいのは当然ですが、難しさの中に気品を漂わせ、無駄のない品質はいつも期待を裏切らない存在です。中身をちょっと紹介しましょう。




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身の丈を伸ばす

 社会で失敗する人に対しての批判、悪く言えば蔭口としてよく言われるのが、身の丈を考えないからだ。とか、身の丈に応じてことをしろ。」とか、「背伸びをし過ぎるからだ。」であります。確かに身の丈を超える者には手が届かないし、背伸びをしてかろうじて届いたとしても辛くて長続きなどできるものではありません。

 ところで、実際の身体の成長は個人差はあるにしても、多くは小学生から中学生の時期に顕著であるといえるでしょう。

 これを受験と言うものに置き換えると、多くの人は中学3年生ぐらいから自分の「学力」というものを伸ばすことへの意欲に目覚め、自分の意志で勉強に取り組み始めます。ところが、北野高校文理学科などという公立最難関や灘、東大寺学園などの私立最難関に合格できる人はほんの一握りで、ほとんどの人は、よくて第二志望、そうでなければその地点で合格のできる高校に通うことになりかねません。これは学力という「身の丈」を伸ばせる期間が短すぎたことによる悲劇です。

 そこで、将来の国公立大学あるいは医学部への進学を念頭に置き、小学生の時から学力を伸ばせる環境で子供達を育てることです。しかし、こんな幼いころから勉強に自ら目覚めることは困難でしょう。ですから、最初は保護者の方々が彼らをそのような環境に導くことが普通は必要となります。

 そしてその環境の具体的なもののひとつが「進学塾」であり、そこでの当面の達成目標が「中学受験合格」ということになります。

 しかし、闇雲に身の丈を伸ばそうとしても決してまっすぐにすくすくと伸びてはくれません。体を支える足元である学力の基礎をまずしっかりと固める時間も必要です。そのためには、できるだけ早い時期からのスタートも大切です。

 ひとくちに「中学受験」と言いましても、近畿地方だけで百を超える数の学校があります。しかし、その中で6年後に国公立大学や医学部合格の高さまで身の丈を伸ばしてくれる学校は、いわゆる最難関校にほぼ収斂されます。言い換えますと、進学する中学によっては、6年間身の丈が伸びないどころか、周りの学校の生徒の飛躍的な成長に比べた時に、明らかに見劣りするひ弱な人になりかねないのです。

 つまり、中学受験は最難関に合格してこそ意味があるといえます。しかし、その実現までには妥協を許さない厳しい道のりがありますから誰にでも達成できるとは簡単には言えません。

«見極める»

 そこで、冷静に「見極める」ことが必要となります。では、その判断基準は何かと言いますと、それは「算数」の大手進学塾が行う公開テストなどの偏差値です。「60台」に乗っていれば、最難関合格も夢ではないと言えるでしょう。しかしそのラインに届いていない場合はどうするか。まずは、「55」を目標にしましょう。その為に解けなかった問題こそ「まちがい直しノート」をルーズリーフ式で作り、左側に問題を切り貼りし、右側に解説と式と答えを、解説書を見て書き写します。次に日をあけて、右側の次の白ページに一から自分で書けるかを試します。書けなかったら、詰まったところから赤でまた解説書を書き写します。書くときはいつも音読を併行することもポイントです。そして100%書けるようになるまで反復します。そうすることで自分で解ける問題を増やすのです。このことで「論理的」にものごとを考える力がついていきます。そのことが「理科」の物理や化学分野にも必ずや好影響を与えます。

 実は、この作業は「国語」にも強く関係します。中学受験の国語は、学校によっては高校受験よりも難易度の高い素材文であったり、設問である場合もあります。しかし、入学試験問題である以上、その正解は客観的であり、したがって論理的に作られることを要請されており、最難関であればあるほど、そのことを踏まえた難問であっても、「なるほど」とうなずける良問となっています。したがいまして、算数で身についた「論理性」が、国語でも見事に花開くのです。このことは、「論説文」にとどまらず、「随筆分」ひいては「物語分」につながります。これらには「情緒的」要素は含まれるというものの、その解答の根拠を文章中から的確に見出すこととなるのです。

 このことは、「社会」を選択する場合であっても、地理や歴史をストーリーとして把握することに役立ちます。

«夢の実現には、目標こそ大切»

 私たちは目標をほぼ同義で使ったりもしますが、本当は」ははるかかなたのとても高いところで、あまりの大きさに却ってその形がはっきりとせず、そのせいで見えていると思っていたはずなのに時には消えてしまいそうな、あるかないかの曖昧で頼り気ないものであるのに対し、目標はそれに比べるともっと具体的でより身近で可視的なものという違いがあるのではないでしょうか。では、なぜ「同義」のように使うかといえば、「夢」に近づくための各段階の踊り場に該るものが「目標」で、その位置がある程度は認識できるので、現実的・日常的にはそこを見て進んでいるからではないでしょうか。

 ということは、この目標の位置を見誤ると「夢」とは到底かけ離れたところに着くために時間的・体力的などの浪費で終わることになりかねません。

 これを中学受験に置き換えますと、たとえば将来医師になりたいという「夢」をお持ちのお子様が、その実現のための最初の到達すべき「目標」が「最難関・難関」中学合格といえるでしょう。

 ただ、それらの学校の合格を目標にしたくても現地点の得点力から考えて不安が大きいという場合どうするのかという問題が起こり得ます。

«志望校合格への裏技»

 そこで重要なポイントが、入試日程です。昔と違って現在の制度では、いわゆる「統一日」がシーズン中の最初にあります。ここに目を着けるのです。

 以前は、統一日が最後に設けられていたため、灘中などの最難関校の入試日が後に設定されていました。それらに余裕を持って合格できる高い実力を持つ子が、腕試し或いは在籍する塾の実績づくりのために有力校を軒並み受験し合格し続けるという状況があり、その結果、それらの学校を目指してきた受験生が弾き飛ばされてしまうという現象が多々見受けられました。

 ところが現在では、シーズン開始の最初に位置する「統一日」に灘中も参加しているため、そこで実力の安定している子供たちは、それぞれの志望校におさまっていくのです。

 もちろん、統一日より後のくるいわゆる後期日程(呼び方は学校により多種多様ですが)に統一日で志望校にすでに合格している子供達も在籍する塾に頼まれて受験することもよくある話です。

 しかし、それぞれの学校もその点は承知しており、合格者数を判断します。

 つまり、非常に力のある子供たちは後期日程を受験したとしても、もはやそこの学校には入学しないわけですから、結果として志望校の統一日(いわゆる前期)で不本意な結果に終わっても、実は後期日程で合格する可能性は決して少なくないのです。実際にこのようなケースは近年よく見られます。

 また具体的な志望校の例でウルトラCを考えてみますと、洛南中は共学化以来、それ以前からの難易度をさらに高めていますが、入試が統一日より後に設定されているため(但し平成24年現在です。)、実力に不安がある場合は、統一日にそれより低めの学校を受験し確実に合格しておき(いわゆるすべり止め)、洛南中を専願(他の学校の受験を禁止するものではなく、合格したら必ず入学するという意味)するのです。ただし、日程や制度は変更されることもあり得ますので、必ず最新情報を直接学校ごとの入試要項などでご確認下さい。

«してはいけないこと»

 現地点での学力に不安があるからといって目標を下げてはいけません。

 なぜなら、実現したかったのは「夢」であり、「目標」自体ではないからです。

 確かに目標を下げる方が却ってステップしやすくなるから、その段階を小刻みにしただけではないかともいえそうです。しかし、中学受験という具体的な場に置き換えなおしますと、お子様が少なくても3年、ほとんどは6年間、将来の「夢」実現のために学力を伸ばし、心身共に成長を育む場だということです。

 したがいまして、目標を高く揚げつつ、まずそこに到達できる賢明な戦略こそ、お子様にとって本当に大切なことだと思います。

※前期より後期の方がハードルがかなり高いのは本当?

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近年、この逆の傾向が見受けられます