岡本かの子の兄が
谷崎潤一郎と同年で仲が良く
文学も同時に志し、
かの子の兄は神経質で
臆病で人目を気にしていたが
潤一郎は全くそんな所はなく
堂々とした姿をみて
兄と比べた
かの子は潤一郎に夢中になり
女学校で1番の美女と評判の
とし子を親友にして
兄と潤一郎の前に2人で
遊びに行ったところ
兄はとし子を気に入ったが
潤一郎は
全く かの子と とし子を
無視
していたらしい。
とし子が
潤一郎さんは
つまらない人ね、
と
言ったら
かの子は
とし子を怒り
あの潤一郎の凄さが
わからないなんて
とし子の美貌でさえも
鈍感で無教養の白痴にさえ
思えてきた
と。
潤一郎を庇う かの子に対して
しかし、潤一郎は
かの子を まるきり無視。
数年、
かの子が
しきりに潤一郎に文を出して
わたしの本を
推薦して欲しい
という内容に対して
紹介はできますが
推薦は出来ませんよ
と
文を返したら
なんと
反物と懲りずに
本を推薦しろ
と
再三 文を送ってくるものだから
非常に不愉快になって
反物を送り返した
と
記述があり
嫌いが
徹底していたんだなぁ
数年経っても
しかも、パワーアップして。
かの子は大好きなのに。
谷崎潤一郎は
かの子が大嫌い、と。