今期のエスパルスについて、各個人の採点をしてみたい。

採点は10点満点で評価するが、あくまで個人毎の評価で、J1全体の相対評価ではない。

(J1全体の相対評価としてしまうと、エスパルスの今期成績からすれば、のきなみ低い点数になってしまう)

評価の高い順から、

1位 大前 元紀:10点
   →正直、ここまでやるとは思っていなかった。
    岡崎・藤本の穴を完全に埋めた。

2位 太田 宏介:9.5点
   →プレー自体に光る物がそれほどあったわけではない。
    ほとんどの試合でフル出場したこと、Jリーグ優秀選手賞にノミネートされたことを評価。

3位 フレドリック ユングベリ:8点
   →出場試合が少ないが、期待以上のできだった。

3位 カルフィン ヨン ア ピン:8点
   →慣れないボランチをよくこなしたと思う。

5位 高原 直泰:7.5点
   →今期は怪我があったが大前と並びチーム最多の8得点。一応は面目を保った。

6位 小野 伸二:7点
   →プレー自体は悪くない。
    しかし、得点・アシストという結果が出ない以上、この評価と成らざるを得ない。

6位 高木 俊幸:7点
   →得点が少ないFWを評価してはいけないが、元々期待をしていなかった割に、よくやった印象。


以上、残りは6点以下である。

アレックスはもっと高い点でいいのではという指摘がありそうだが、外国人助っ人という点で評価すれば全然だめ。来期は首がかかっていると思った方がいい。

辻尾・岩下・ボスナーや海人は、まずもって、51失点というディフェンスの弱さを反省すべき。

ボスナーはフリーキックでよく決めた点を評価してあげたいが、はっきりいうと、ディフェンスの仕事をしっかりとした上での話で、残念ながら、今期は簡単にやられすぎ。


それと、監督の採点を忘れてた。

ゴドビ:9点
     →ゴドビの采配は、個人的には好きではない。でも、なぜ高得点かって?
      はっきり言って、今期は降格を覚悟していた。そういうチーム状況だった。
      監督は結果がすべて。いくら采配が気に入らないといっても、降格を回避し、最終10位という成績は十分評価に値するといっていい。

ただし、来期は同じような評価はできない。

少なくとも今期よりも順位を上げないとだめだよ。