なんともおそまつな2-0

あれだけチャンスがありながら決めきれない。

原因の一つは永井を後出ししたこともあるだろう。彼はスピードだけでなく足下もうまくキープ力があり、決定力もある。まぁ、相手を考えて温存したんだろうけど。


日本は、中盤の構成力は一級品だが、決定力は二級以下かも・・・。
育成にあたっては、ゴール前の決定力を重視すべきだ。

清武はやはり決定的な仕事をする。技術が高いから、ミスが少なく、少ないタッチで的確なパスが出せる。
フル代表でもレギュラーでいいだろう。

それと、前にも書いたのだが、パスに固執しすぎていないか。
狭いところを無理に通そうとして、カットされる場面が非常に多い。

要は、縦に仕掛ける動きが少ないのだ。
パスを出すと見せかけて、ドリブル突破でファールを誘ったり、縦に仕掛けて相手が寄せてきた瞬間にパスを出す。
ダイレクトもいいけど、こういう仕掛ける動きがなければ、デフェンスとしては対応しやすい。
このことは、相手が引いている場合に特に言えることだ。

それと、ロングボールもたまには必要だ。前半、大迫がいたから彼をターゲットにできたし、後半に永井が入ったから、縦1本という選択も有りだった。これは、攻撃のバリエーションを増やすという事以外に、相手のディフェンダーへのプレッシャーを与え続けることや、味方(中盤、ディフェンス)を一時、休ませられるという間接的なメリットがある。要は、フォワードは替えがいくらでもいるから、ガンガン縦に走らせろってこと。