アウェイにてドロー。
しかし、負けてもおかしくない試合だった。ドローでラッキーだったと言っていいかもしれない。

日本の動きが鈍く、ウズベキスタンに何度も押し込まれる展開。
特に前半は、トップ下に長谷部を置いたことが原因でリズムが合わず、ちぐはぐな攻撃となってしまった。長谷部はボランチの位置からオーバーラップする動きがいいのであって、けしてトップ下向きではない。
阿部を使ったのは、前半セーフティにというプランだったのだろうが、開始早々に決められてしまい、プランが大きく狂ってしまった。ちょっと、相手のエース8番をフリーにしすぎだった。
この状況は後半も同様で、相手のエースに対しては、ボランチが徹底したマークをする必要があると思う。

やはり、香川をトップ下に、清武を右サイドに置いた後半最初の布陣が、今の代表に最もフィットしている。
従って、細かいことを考えずに、この布陣でスタートした方がいい。
あと、いくつかダメ出し。

 ・内田のクロスの精度が悪すぎる。あれじゃ、安田の方がいい。
 ・サイド攻撃が単調になりがち。ニアに合わせるクロスが少ないし、クロスを上げるふりをしてドリブルで切り込むような動きも少ない。
 ・中央突破において、もっとファールをもらうようなプレーが必要である。昨日の試合はフリーキックが全然なかった。
 ・ロングシュートももっとあっていい。逆の言い方をすると、カウンターを食らうよりはシュートで終わった方がましだ。
 ・今野は確かにカバーリングに優れているが、無理に取りに行って裏を取られる事は注意して欲しい。昨日は危なかった。
 ・ハーフナーの動きが物足りない。ハーフナーが動いた後のスペースを狙え。
 ・槙野の守備力は魅力的である。今野と代えた方が絶対いい。


前半終了間際の李のシュート、あれは決めて欲しかった・・・
後半の香川のクロスと思わせてのシュート、あれも惜しかった・・・
ハーフナーのヘディング、しっかりヒットしていたが、キーパー正面じゃあな・・・
他にもあったけど、決めれる所を決めないと、勝てる試合も勝てないよ。