シリア内戦は2011年アラブの春をきっかけにアサド政権と反体制派の内戦までに発展した。
双方が一歩も引かず、ロシアの介入や宗派対立の影響で長引きました。
戦いに参加している勢力はアサド政権、自由シリア軍などの反体制派、ISILイスラム国、クルド勢力、ヌスラ戦線、ヒズボラ

戦力はシリア軍が20万
自由シリア軍15万
ヌスラ約7000
ISIL約3万
クルド人勢力7万



当初はアサド政権と反政府勢力の対立でクルド人が自分達の領土を宣言し、三つ巴の戦いとなった。
ロシア、イランがアサド政権を支持し、欧米やスンニ派諸国は反体制派を支持した。





イスラム国が急速に拡大した。
当初は反体制派と組んでアサド政権と戦っていたが、やがて反体制派とも戦うようになった。
イスラム国の台頭で、シリア情勢は難しくなったものの、逆に以前よりアサド政権は国際社会からの支持を得るようになった。



現在は停戦協定が結ばれたが、アサド政権が「テロとの戦い」を名目に停戦を破るなど内戦の終わりはなかなか見えない。







やはり平和が一番です。殺し合いなんてやだし、親しい人が死ぬのは嫌です。
シリアでは一歩も譲れない戦いが起こっています。

休戦は両者が拮抗していないと、成り立ちません。
例えば、私が今日本で反乱を起こしたとしても、休戦なんてせず力で押さえつけられるだけです。

クルド人は自分たちのことは自分たちで決めたいでしょう。アラブ人達とうまくいってないですし、油田もあります。

それ以上にシーア派とスンニ派はどうして仲が悪いのでしょうか。
日本人の私には理解出来ません。

中東シリーズ今後も続けたいと思います。