いよいよ熊野本宮にやって来た。
八咫烏の大きな旗が目に飛び込んでくる。
木々に囲まれた鳥居は神聖さを感じる。
「蘇りの聖地」と言われる熊野三山。
日本古来の神々が籠る聖地だ。
熊野本宮は
「新たな未来を授かる出発の地」とのこと。
友達に熊野三山に行ったと言うと、
何人かに「山に登ったの?」と聞かれた。
三山を三つの山だと思ったのかな?
東京の人間は意外と熊野の事を知らない。
この「熊野三山」は
熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社
の3つの大社のことをいう。
もともと自然崇拝・山岳信仰をしていた
日本では「山=聖域」ということから
大社を山と呼ぶのだろうか。
仏教でも山号といって山の名前が付いているよね。
高野山金剛峰寺とか比叡山延暦寺とか。
関東だと成田山新勝寺が有名かな。
人間に食物を与え、川の水を与え、
樹を与えて衣食住を頂ける。
かと思えば、野生の動物に襲われ、
遭難や事故で命を奪いもする山。
修験の場でもあることから山は
古来より神が宿る神聖な場所とされてきた。
「もののけ姫」をイメージすると分かり易いかもね。
鳥居の前で一礼し熊野本宮へ。
さすが全国4,000社に及ぶ
熊野神社の総本山。
奉納された熊野大権現の旗の数に圧倒される。
158段の石段参道を上る。
手水舎(ちょうずや)にも八咫烏が居るねぇ。
熊野本宮大社。
「いつかは行きたい」と思いつつ、
やっとご縁が出来たので、ちょっと緊張する。
この神門から中は「記念撮影だけ」はOK。
SNSやブログ用、商業用に撮影をするのは禁止。
全面禁止じゃないところが優しいよね。
自分の思い出用なら写真を撮ってOKとのことで。
とっても嬉しい。
ここは神門の外です。
無事に熊野本宮大社でお参りをさせていただけたよ。
熊野本宮大社には無駄な装飾は一切ない。
そこに荘厳さを感じる。
正に日本の原始の神様だと肌で感じる。
純粋な祈りの場として、
心が凪いだ状態で手を合わさせていただけた。
熊野本宮大社のご神体は
家津美御子大神(けつみみこのおおかみ)。
「ケ、ケツ?」と思っちゃうけど、
神様に捧げる食べ物を
「美饌津物」「御食つ物」と書いて
「みけつもの」と言うんだって。
つまり「け」は「食」を指す。
「つ」は助詞の「の」って感じかな。
「食の物」で食べ物の神様なんだね。
家津美御子大神(けつみみこのおおかみ)
とは
建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)
つまりスサノオのこと。
日本の神様って名前が多いよね。
「いつか行きたい」と思っていても、
一生行けない場所もあるので、
熊野の神様のお導きで、
熊野本宮大社に訪れるご縁をいただけて、
本当に嬉しかったよ。








