今回は珍しく、友達からの頼まれごとがあったので、
パドヴァの中をウロウロしております。
まずはスクロヴェーニ礼拝堂へ。
友達から預かったお土産を届けに行った。
スクロヴェーニで働く人たちとも
スクロヴェーニで働く友達と話していると、
今年の夏は日本人の旅行グループも
スクロヴェーニ礼拝堂に沢山訪れたんだって。
日本での知名度が高くなるのは嬉しい事だよね。
ヴェネツィアから近いから、ぜひ皆さんパドヴァに来てくださいね。
礼拝堂の中は、いつもよりも明るく感じたので
友達に聞いてみると、季節によって
陽の入り方が違うから明るく感じるんだとか。
確かに私、いつもより1ヶ月早くパドヴァに来てるもんなぁ。
強い光だったり、優しい光だったり、
同じ季節でも朝と夕方では光が違うから、
それぞれの美しさを見ることが出来るんだとか。
礼拝堂なので祭壇がある。
天井に青い壁画がないので、落ち着いた雰囲気。
スクロヴェーニの後は、
街中の革工房へ別の友達の頼まれごとを済ませに行った。
そんなこんなで、気が付けばすっかりお昼。
お昼はここに決めていた。
気軽に一人で入れて、生ハムを頬張れる店
「Pane e Vino e San Daniele/Vecchiato」
メニューを読めば読むほど、全部食べたくなる。
店員さんが親切で、いろいろ相談に乗ってくれたの。
まず最初に言ったのは「生ハムが食べたい」ということ、
でもスパゲティも食べたいということを伝える。
「スパゲティも食べるし、生ハム1皿は1人では多すぎるから、
生ハムはハーフサイズでも提供できるけど?
それで足りなかったら生ハム追加とか、
後でドルチェ注文してもいいかも。」
店員さんが的確な提案をしてくれた。
お腹が空いている時は、判断能力が低くなるから
的確な助言をしてくれる店員さんが居ると助かるよね。
パンチェッタ(豚肉の塩漬)とトマトの
ビーゴリ(ヴェネト州の太めのパスタ)。
パンチェッタのカリッカリの食感がたまらないねぇ。
豚肉の旨みとトマトの甘み・酸味が合う。
メニューにはなかったけど、
店員さんにお願いしたらヴェネト州のワインを出してくれた。
せっかくパドヴァに居るんだからヴェネト州のワインが飲みたいよね。
お待ちかねの生ハム!
「気兼ねなく、口いっぱいに生ハムを頬張りたい」
生ハム欲求不満だったので、思いっきり生ハムを頬張った。
甘くて塩気があって最高っす。
赤ワインと一緒に食べると美味しさが増すわぁ。
無心で生ハムを堪能していると、
日本に居る友達からSNSで連絡があった。
頼まれごとの報告をしたから、すぐに連絡をくれたらしい。
「いまサン・ダニエレ(生ハム)中だよぉ。」
なんて浮かれて返事をしたら
友達は仕事終わりで疲れ果てていたようで、
「・・・楽しそうだね。」と一言。
日本とイタリアの時差もあったけど、
友達と私の温度差もあったね(苦笑)。
とにかく、大満足のお昼を過ごすことが出来たよ。