『Viva ! 公務員』
(Quo Vado?)
監督・原案・脚本 ジャンナーロ・ヌンツィアンテ
主演・原案・脚本・音楽 ケッコ・ザローネ(ルカ・メディチ)
Viva 公務員!!Viva イタリア!!
秀逸っ!
この言葉しか出てこないね。
「イタリア映画・興行収入No.1」と前評判通りの傑作だったよ。
物語としてはシンプル。
安定した終身雇用の公務員に憧れるケッコ少年。
大人になったケッコは夢が叶い公務員になる。
しかし!
勤務15年目に政府が公務員削減の方針を打ち立てた!
ケッコの出身地・勤務先は南イタリアのバーリ。
経済危機のイタリア。
若者の失業率が40%となるイタリア。
南イタリア・バーリで公務員の職を手にしているケッコは
絶対に公務員という神職を手放したくない!
多額の退職金を提示されても退職を拒むケッコに対し、
リストラ担当のシローニ部長(女性)は
ケッコを退職させるために、あの手この手で彼を追い込む。
ケッコの執念もさることながら、
シローニ部長の執念にも脱帽する。
これほど嫌味で清々しい敵役は今までにない。
そしてキュート!
ケッコを辞めさせる為には地の果てまで行くし、
色仕掛けもいとわない。
なのに、ことごとくケッコに返り討ちにあうの。
イタリア全土への左遷、
北極圏への左遷、アフリカでのラストシーン
にかけ、スケールの大きい映画だった。
ケッコの左遷先はイタリアの秘境の地だけど
どこも美しく、正直な話
「いいなぁ~。私も左遷されたい。
イタリア中、行けるじゃん。
しかもこんなに色んな経験が出来て
北極圏でも仕事が出来るし、給料も出るんでしょ?」
って思った。
最初から最後まで笑いっぱなし。
ネタバレになるのもあるけど笑いが多すぎて、
あれが面白かった、これが面白かったは書ききれない。
あと、ケッコが最高に「最低」なんだよね(笑)
清々しいくらい最低。
真っ直ぐに最低。
字幕には訳しきれないくらいパロラッチャ使ってた(笑)
(パロラッチャ=イタリアの罵りの言葉)
ラストも最高の終わり方だったし。
とにかく隙のない完璧なコメディ映画です。
Viva!公務員
(Quo Vado)