Viva ! 公務員 | Un bel giorno di tredici

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~ある素敵な13日~

イタリアに関することを中心に、
楽しいこと好きなことを書いていきます。

『Viva ! 公務員』

(Quo Vado?)


監督・原案・脚本 ジャンナーロ・ヌンツィアンテ

主演・原案・脚本・音楽 ケッコ・ザローネ(ルカ・メディチ)


Viva 公務員!!Viva イタリア!!

秀逸っ!

この言葉しか出てこないね。

「イタリア映画・興行収入No.1」と前評判通りの傑作だったよ。


物語としてはシンプル。

安定した終身雇用の公務員に憧れるケッコ少年。

大人になったケッコは夢が叶い公務員になる。

しかし!

勤務15年目に政府が公務員削減の方針を打ち立てた!


ケッコの出身地・勤務先は南イタリアのバーリ。

経済危機のイタリア。

若者の失業率が40%となるイタリア。

南イタリア・バーリで公務員の職を手にしているケッコは

絶対に公務員という神職を手放したくない!


多額の退職金を提示されても退職を拒むケッコに対し、

リストラ担当のシローニ部長(女性)は

ケッコを退職させるために、あの手この手で彼を追い込む。


ケッコの執念もさることながら、

シローニ部長の執念にも脱帽する。

これほど嫌味で清々しい敵役は今までにない。

そしてキュート!

ケッコを辞めさせる為には地の果てまで行くし、

色仕掛けもいとわない。

なのに、ことごとくケッコに返り討ちにあうの。


イタリア全土への左遷、

北極圏への左遷、アフリカでのラストシーン

にかけ、スケールの大きい映画だった。


ケッコの左遷先はイタリアの秘境の地だけど

どこも美しく、正直な話


「いいなぁ~。私も左遷されたい。

 イタリア中、行けるじゃん。

 しかもこんなに色んな経験が出来て

 北極圏でも仕事が出来るし、給料も出るんでしょ?」


って思った。


最初から最後まで笑いっぱなし。

ネタバレになるのもあるけど笑いが多すぎて、

あれが面白かった、これが面白かったは書ききれない。


あと、ケッコが最高に「最低」なんだよね(笑)

清々しいくらい最低。

真っ直ぐに最低。

字幕には訳しきれないくらいパロラッチャ使ってた(笑)

(パロラッチャ=イタリアの罵りの言葉)


ラストも最高の終わり方だったし。

とにかく隙のない完璧なコメディ映画です。


Viva!公務員

(Quo Vado)

https://it.wikipedia.org/wiki/Quo_vado%3F