パドヴァに住んでた頃の友達と一緒に
広尾にある「Antichi Sapori(アンティキサポーリ)」に行ってきたよ。
「Antichi Sapori(アンティキサポーリ)」はプーリア料理のお店です。
旨いものは南にあり!!
雄鶏の看板も可愛い。
まぁ、飲むよね。
最初から赤でいきましょう♪
他にもお客さんが居たので、店内の写真は撮らなかったんだけど、
店内は広々としていて、気取らずに食事が出来る雰囲気だったよ。
約90席あるそうです。
良い意味で、田舎のレストランに来た感じ。
「店の裏の畑から採ってきたばかりの、
太陽を一杯浴びた力強い味わいの野菜を出すぜ!
この村で作った最高のワインを飲ませるぜ!
気取らず、わいわいやってくれ!! 」
店の人は誰もこんなことは言ってないけど(笑)
店の中を見た瞬間、そんな印象を受けた。
プーリアにこだわりを持って料理を出しているので、
ウェイターの方が、一つ一つの料理を丁寧に説明してくれます。
上写真の黒いパンは、焦がし小麦のフォカッチャ。
ジャガイモが練りこんであって、もっちとした食感がたまらない。
フォカッチャの下にある、丸いパンはタラッリ。
中にクミンが入ってて、オリエンタルな味わいがクセになる。
さて、2015年は4月5日が復活祭(パスクワ、イースター)という事で、
期間限定パスクワメニューがありました。
メニューを見ながら、
「パスクアメニューの魚も美味しそうだけど、
普通のメニューの肉も食べたいよねぇ・・・・・肉、たべたいなぁ。」
なんて、話していると一人の友達が
「あっ、パスクアだから肉食べちゃいけないんじゃない!」
と言い、全員がパスクアメニューに肉が載っていないことに納得。
「・・・・でも肉食べたいから、私、肉にする!!」
別の友達が強い意志で「肉」を主張したので、
私も、強い意志で「肉」を主張!
結局全員が、肉を注文した。(笑)
パスクアだけど、肉を食べます!!
正確には復活祭(パスクア)の日に肉が解禁になるので、
そんなに強い意志で「肉」を注文しなくても良かったんだけどね(笑)。
(※パスクア前の40日間は
肉、 卵、油、乳製品を控えて食事を節制するそうです。)
この日は「サポリートコース」を注文。
「当店はプーリアの郷土料理なんで、
がっつり郷土色を楽しんでください!」
笑顔でプーリア郷土色をアピールするウェイターさんの言葉に、
期待も高まります☆
まずは、野菜のスフォルマート。
塩味のきいたリコッタチーズがアクセントになってて美味しい。
そして、すごく優しいお味。
・・・これ、名前なんだっけ?(笑)
ソラマメの色が鮮やかで美味しそうなのに見とれてしまって、
ウェイターさんが名前言ってくれたのに聞いてなかった。
「アクア エ サラート」みたいな感じの事を言ってたんだけど・・・。
「ソラマメ美味しそう。
水と塩?面白い名前言ってた気がする。
パンが入ってるのにパッパ・アル・ポモドーロにはしないんだ?
味薄そうだけど、これでパンまで味わえるのかな?
イタリア料理なのに氷が乗ってる。面白い。」
というようなことを頭で考えながら、友達全員が
この一皿について色々感想を言っていたので、
名前聞いてない。
この一皿も、凄く優しい味で、素材をシンプル楽しむ料理だった。
「郷土料理」っていうと、重いイメージがあるんだけど、
プーリアの郷土料理はシンプルで食べやすい料理なんだね。
ストラッチャテッラ♪
クリーミーで濃厚で口の中でミルクの風味と程よい塩気が広がる。
オリーブオイルも最高!!
これ、大皿いっぱい食べたい!!
美味しいすぎる。幸せすぎる。
コースとは別に、皆でブッラータも注文しました。
この日注文したワイン・テレザマリーナ(TERESAMARINA)には
アッフミカートも非常に合うので、おすすめです。
とウェイターさんに言ってもらったが、
満場一致でフレッシュなものが食べたかったので、
おすすめを押し切り、フレッシュなブッラータを注文。
ひよこ豆入りのトマトソースがかかって出てきた。
こういう形で出てくるんだね。面白い。
ストラッチャテッラも食べたから、味を変えてくれたのかな?
いずれにせよ・・・。
ブッラータ最高!!
皆の顔をさらに緩ませたのは、こちら。
アーティチョーク(イタリア語だとカルチョーフォ)のキッシュ。
「カルチョーフォ~~~~。」
無意味に名前を言ってしまうほど、皆が好きな野菜。
カルチョーフォを食べながら、
イタリア野菜の魅力について熱く語りました。
カルチョーフォとカラスミのパスタ・レモン風味。
カルチョーフォ好きなので。
カラスミも好きなので。
なによりも、やっぱり南の料理を食べるときは
「レモン風味」って一言に負けてしまう私が居ます。
パスタは20グラムと少なめ。
他の料理の量と種類の多さを考えると、
パスタは、このくらいの量が本当に適量です。
でもやっぱり「郷土料理」っていう言葉の印象が強かったから、
このパスタが出てきた時、思わず
「少なっ!!2口じゃん!!」
と思ってしまった(笑)
でも、凄く美味しい。
パスタももっちりしてるし、カリチョーフォの風味とレモンの爽やかさが
もったりした濃厚なソースを食べやすいものにしている。
カラスミのほのかな香りもたまりません。
美味しく食べ終わった後に、友達に
「郷土料理って言うから、あの山盛りの皿のイメージが強くて、
パスタ出てきた時、『少なっ!2口じゃん』って思っちゃったよ。」
というと、皆が笑いながら
「確かに。あの量・・・思い出すよね(笑)。
お腹いっぱいなのに、さらに多めの一皿が、
ドンッって目の前に出てくるやつでしょ?(笑)」
美味しいけど、限界以上の量を食べさせられる。
天国なのか、地獄なのか分からないイタリアの食卓を思い出して、
お肉ぅ♪
サルシッチャ(ソーセージ)と馬肉です♪
プーリアの岩塩は少し苦みがあって、
テレザマリーナ(TERESAMARINA)に合うので
「馬肉と岩塩とテレザマリーナの
マリアージュを口の中でお楽しみください。」
とのアドバイスをウェイターさんから受け、肉を一口。
美味しい。
久しぶりの馬肉、美味しい。
「もうちょっと生でも好き。」
と言うと、一人の友達が
「確かに、これくらいも美味しいけど、もう少しレアでもいいね。
どっちも美味しいと思う。
ちなみに、うちの大家さんはレアの馬肉が大好きだったし、
鉄分が取れるから身体に良いって言って、
『焼いたらすぐ食べろ』ってせかされたよ。
すぐ食べないと火が通りすぎちゃうからって理由だったみたい。」
と馬肉の思い出を語ってくれた。
馬肉は北イタリアで食べるイメージがあったけど、
南イタリアでも食べるんだね。
ちなみに、友達が「レア」って行った時、
「生」って言った自分が野獣のように思えたよ(笑)。
血の滴るような肉が好きなもんで(笑)。
食後酒・3種類。
さぁ!皆さん驚いてください!!
「当店は、プーリアの本店同様、食後酒は飲み放題です。
アマーロ、リモンチェッロ、クレーマ・ディ・リモンチェッロ、
テーブルに置いたままにしておきますので、
お好きなだけお飲みください。」
ここは天国か?!
しかもクレーマ・ディ・リモンチェッロは
ギンギンに冷えて最高の状態♪
しかも全部美味しいから、飲みすぎ注意!!
コーヒー風味のアマーロも最高。
口の中が幸せな甘さで満たされる・・・。
口の中が一回甘くなったし、食後酒で胃の中もすっきりしたから
馬肉、もう一皿いける(笑)。
続いてはクッキー、オレンジピール、
プーリア産のアーモンドの砂糖かけ。
ほっといたら一日中食べられるね。
最後のリコッタのカッサータ最高だった!!
薄いマジパンの甘さとリコッタのクリーミーさが抜群に合う。
アーモンドの風味が口いっぱいに広がって鼻から抜ける。
チョコレートのセミフレッドケーキも美味しい・・・。
山盛り食べられます!!
〆は、もちろんエスプレッソ。
「カップにヴェスビオ火山が描いてある。」
と言うと、友達が笑いながら
「本当にヴェスビオ?煙ふいてるからエトナ山じゃないの?(笑)」
とからかった。
でもカップに「Aroma di Napoli(アロマ・ディ・ナポリ/ナポリのアロマ)」
と書いてあるから、ヴェスビオ火山でしょ~。
で、エスプレッソも美味しかったの。
味が優しかった。
ナポリでエスプレッソ飲んだ時、苦みと酸味が無くて
本当に香りを楽しむような味わいで驚いたんだよね。
(だからと言って薄いとか味が無いわけじゃないの。)
たまたまかなぁ。
あのナポリのエスプレッソと同じ味わいでした。
店員さんがAntichi Saporiの本店が載っている本を見せてくれた。
本店はモンテグロッソ(Montegrosso)という村で
バーリからも距離があるから車をチャーターして
車で行くのがお勧めだそう。
(バスだと行はいいけど、帰りが難しいんだって。)
店内の全て本店と同じものをイタリアから輸入していて
椅子はくるみの樹、机はくりの樹で出来ている物を使ってるんだって。
小さな村だから、この店を目当てに人が来るとか。
ガンベロロッソにも載っていて、支店は日本にしかないとのこと。
店員さん、みなさん本当に親切で色々と説明してくれた。
店内にあったアルベロベッロのトゥルッリの置物。
やっぱりこれくらい大きいのが良いよね。
欲しいなぁ。
私がアルベロベッロで買ったのはこんなに小さなお家。
可愛いからお気に入りだけど、次回行った時は大きいのを買おう。
うん。大きい置物買うためにアルベロベッロ行くぞ!!
日ごろから、こういう小さい目標を積み重ねて、
絶対に行くぞって思うことが大切です。
「ねぇ!コロンバあるよ!!」
食後にトイレから戻ってきた友達が目を輝かせながら報告してきた。
コロンバあるの?!
イタリアでは復活祭(パスクア)の時期はコロンバという鳩の形をした
パンケーキを食べます。
・・・食べたい。
満場一致で食べたい・・・。
でも、このコロンバは大きすぎる。
「すみません・・・。コロンバ欲しんですけど・・・。
4等分に切ってもらう事って出来ますか?」
なんでも言ってみるのです!!
「もちろん、いいですよ。」
笑顔で店員さんが対応してくださった。
なんて良い店なんだ。
本当に。お礼のしようがないので、
プーリア産のアーモンドの砂糖掛けもお土産に♪
あっという間に食べちゃいました。
味も雰囲気もサービスも最高だね。
また近いうちに行こう♪
Antichi Sapori(アンティキサポーリ)
食べログ
http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130703/13159153/
イタリア本店
※イタリア本店のHP最高に良い。
美味しそうだし、楽しそう♪
最初に私が店に入って感じたとおりのHPだよ。





















