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ー本日の登場人物ー
ciusca(チュスカ):私
ロミちゃん :日本人の友達
ツキちゃん :台湾人の友達
王さん :ツキちゃんの友達(台湾人)
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台中・大甲で一番有名なお寺 『大甲鎮瀾宮』に行きます。
台中では「台中大甲媽祖の巡礼」っていって
9日間かけて巡礼する宗教行事があるんだって。
『大甲鎮瀾宮』はその巡礼の起点地なんだそうです。
「台湾では、まずお菓子とかを買って
それを神様にお供えするの。
で、お供え物はお参りが終わったら持って帰るんだよ。」
台湾のお参りの仕方を教えてくれるツキちゃん。
お供え物、持って帰っていいんだね。
お供えしたお菓子ってご利益がありそう。
で、大甲で一番有名な台湾菓子屋さんが
こちらの『裕珍馨』。
立派なお店だね。
裕珍馨
このバターパイが有名なんだって。
では、お供え&お土産をここで買っていきましょう。
家用に、このバターパイを、
会社用に大きいお饅頭の箱をお土産で購入しました。
『大甲鎮瀾宮』です。
立派なお寺だねぇ~。装飾も繊細で豪華!!
お参りの人でお寺内は賑わっています。
ここは媽祖(まそ)という船海の女神様をお祭りしています。
媽祖は台湾で広く信仰され、
航海の神様から万物全能の神となったんだってさ。
入口のお獅子が可愛い。
お寺に入る時は正面の入り口でなく、
正面入り口の横にある小さな入り口から入ります。
正面の入り口は神様の通り道だから
人間は横の入り口から入るんだって。
この龍の彫刻が施された柱も素晴らしいね。
天井がっ!!
うっわぁ~。曼陀羅みたい!!
なんて繊細な彫刻なんだろう。
まず、入り口付近にある机の上にお供え物を置きます。
ねぇ・・・。
・・・このシステムって、危なくない?
お参りの後に、自分のお供え持って帰るんでしょ?
・・・盗られちゃうこともあるんじゃないの?
盗られなくても間違えて持って帰ったりされるんじゃないの?
例えば、悪意じゃなくて
本当にどうしても食べ物がない人なんかは
目の前にこういうものが無防備に置いてあったら
持っていくこともあるでしょ?
・・・私に猜疑心や邪心がありすぎなのかな?
まぁ、これが台湾のシステムなら・・・従いますが。
なんとなく心に引っ掛かるものがあったけど、
とりあえずツキちゃんの言うとおりに
お供え&お土産を台の上に置いて、お参りをすることにした。
お線香を購入。
ここで火をつけます。
ここに置いてあるお線香とお札の形のお供えは
無料で使うこともできます。
「お金がない人でもお参り、お供えが出来るように
こういう風に無料のお線香が置いてあるの。
お金がある人も無い人も神様の前では
平等にお参りが出来るようにって考え方なんだよ。」
・・・そうか。
台湾の人は他者を思いやる気持ちが強いんだね。
やっぱり私は猜疑心が強すぎたな。
ツキちゃんにお参りの仕方を教えてもらいながら
お寺の中を周ります。
みんな真剣にお参りをしています。
信心深い人が多いんだね。
ここがお寺の一番奥にある媽祖(まそ)が
祭られている場所。
お寺の入口でツキちゃんに
「ツキちゃん、お寺の中って写真撮ってもいいの?」
と質問したところ
「小さい神様は撮らない方がいいけど、
こういう力の強い、人々に開かれた神様は大丈夫だよ。」
と教えてくれた。
大甲鎮瀾宮のお守り。
社務所で売ってたから、オフィシャルのお守りなんだけど、
なんかマンガっぽいんですが。
「翡翠媽祖」って書いてあるね。
このお守りの中には翡翠の媽祖を作ったのと
同じ種類の翡翠が入っています。
ちょっと中の翡翠見てみたいなぁ。
「台湾のお守りって、袋の中見てもいいの?」
これもツキちゃんに確認しました。
大丈夫だそうです。
中には四角い翡翠と御札を六角形に折ったものが
入ってました。
さて、お参りも済み、
お供えを持って帰ろうと思ったところ・・・・
私のお供えがない!!
ロミちゃんのはそのまま置いてあって、
私が家用に買ったのもそのまま置いてあったんだけど、
会社用に買った大きい袋のが無くなってる!!
・・・だから言ったじゃん。
言ってないけど、思った通りじゃん。
それって私の猜疑心が強かったから無くなったの?
机の上に置いたときに、
周りに似たような袋もなかったし、あきらかに・・・。
まぁ、私の厄を持って行ってくれたと思おう・・・
いや、それにしてもやっぱりこのシステム、
こうなるでしょ?
私のだけ無くなっていたことに
驚いたツキちゃんとロミちゃん。
2人は一生懸命探してくれたんだけど、
もちろん見つかるはずもなく。
「このお寺は信心深い人が来るし、
お供えを持っていかれるなんて、
本当にほとんどない事なんだよ!!
みんな罰が当たることは分かってるし、
こんなこと、本当に滅多にないんだけど。」
本気で驚いて焦っているツキちゃん。
そんなに驚くことなんだ・・・。
私としては正直、一瞬
「なんだこの寺、二度と来ないぞ!」
と思ったし
「次に来る時はお供えはお供えとして
初めから置いていくくらいの気持ちじゃないとダメだね。」
って思った。
まぁ・・・厄持って行ってくれたと思うか。
今だに私のお供えが無くなったことに
驚きを隠せないツキちゃん
「本当にこんなことないのに・・・。
ciusca(チュスカ)ちゃん、お金で買えるものは
大きな問題じゃないよ。
きっと厄をとってくれたんだよ。
あと、神様がciusca(チュスカ)ちゃんのをわざわざ選んで
持って行ったんだよ。
だからciusca(チュスカ)ちゃんは逆に、
この神様とすごく縁があるんだと思う!!」
ま・・・前向き!!
神様、なぜ私のをわざわざ選んだの?(笑)
きっと裕珍馨のお饅頭があまりに美味しそうで
持って行ったんだね(笑)
ここはツキちゃんの信仰心に免じて、
二度と来ないという思いは撤回します。
イタリア生活を思い出し
「命さえ無事ならなんとかなる。」
という初心を心に刻みました。
饅頭だけでこと済んだんだから。
万事順調であります。


















