交渉した | Un bel giorno di tredici

Un bel giorno di tredici

~ある素敵な13日~

イタリアに関することを中心に、
楽しいこと好きなことを書いていきます。

--------------------------------------------

ー本日の登場人物ー

ciusca(チュスカ):私

ロミちゃん    :日本人の友達

ツキちゃん    :台湾人の友達

王さん      :ツキちゃんの友達(台湾人)

李さん      :ツキちゃんの友達(台湾人)


--------------------------------------------


かき氷を持ち、皆の後にぴったりついて

九份の街中を歩いていきます。


細い道を抜けると

『阿妹茶酒館(アーメイ・ツァージョウグァン)』が

目の前に現れた!!



日本語で「あめおちゃ・阿妹茶樓」って書いてある。

やっぱり素敵だねぇ。


「千と千尋の神隠し」のモデルではないとか、

いや、ここがモデルだとかいうけど、

この建物見たら、確かに「千と千尋」っぽいって思うよねぇ。


なんの舞台でなくても、

叙情があってノスタルジックな世界に

入り込んでいける光景だね。


素晴らしい。


ここを通り過ぎてツキちゃん達の

目的のお茶屋に行くのかな?



チーム・アリローの先頭を行く李さんの後について

阿妹茶樓の敷地内に入っていきます。


(チーム・アリロー=5人とも英語が「A LITTELE」

 少ししかできないので、私が心の中で勝手に

 こう呼んでました。(笑))


あれ?

目的のお茶屋に行く前に、

ここで写真撮るのかな?


大きなお面が外壁に飾ってあります。

阿妹茶樓の目の前の階段も

敷地内も記念撮影をする人たちで、ごった返していた。


ツカツカツカァ~と、

店の中に入っていく李さん。

一生懸命、李さんについていく私。


李さんがお店の人と話した後、私に


「店の中とテラスとどっちがいい?」


と聞いてきた。


あれ?ここでお茶するの?

かき氷はどうするんだろう?

お茶飲んでる間に溶けちゃうんじゃ?

ここでお茶した後、また別の場所に移るのかな?


多くのハテナマークを一瞬で無視し、


「テラス!テラスがいい!!」


李さんに答えた。

ここまで来たらテラスでしょ?

阿妹茶樓でお茶出来るならかき氷なんて溶けても

問題ないね。

溶けたら飲めばいいし。



いやぁ~♪

やっぱりテラスが素敵ぃ~♪

まさか阿妹茶樓のテラスでお茶出来るなんて

思ってなかったよぉ♪



街の向こうに海が見えて、夜景もロマンチック♪


なぜか李さんと2人で席に着き、

夜景が綺麗だねぇ♪

なんて2人で数分間話していても皆が来ないので、


「あれ?皆は?」


と言ったと同時に3人が遅れて到着。



「はい!じゃあ、買った物出して。

 ここで食べるよ。」


テキパキと指示するツキちゃん。

言われるままに買った物を広げる私達。


おぉ~。

さっき「阿柑姨芋圓」で買ったかき氷。



いつの間にかツキちゃんと王さんが買っていた

台湾フルーツの盛り合わせ!!


ここで、とうとうロミちゃんが一言


「えっ・・・・。ここで食べていいの?」


そう!私も戸惑っていたのです。

すると、ツキちゃんが冷静に一言。


「交渉した。」


マジで?!

追加でツキちゃんが、もう一言


「でも、本当は持ち込み禁止だから急いで食べて!」


だよね?!

・・・そうか。交渉してたから3人は遅れてきたんだ?

ツキちゃん達、凄すぎる。



竹に書かれたお茶のメニュー。

えぇ~。素敵すぎる。



ツキちゃんがウーロン茶を選んでくれました。

お店の人が茶器を用意し、

お茶を入れてくれます。



お茶の説明を日本語と台湾語でしてくれた。

さすがにテラスは少し寒かったので、

大きな急須から湯気が立ち上る。



まずは香りを楽しみます。


「台湾では、お茶を飲む時は

 いつもこういう飲み方をするの?」


ツキちゃんに質問すると


「忙しい時はしないよね。

 でも、友達が家に来た時は、ゆっくり話をしながら

 こうやってお茶を楽しむんだよ。」


と答えてくれた。

そうかぁ。いつもではなくても、

こういうお茶の飲み方が出来るっていうのは

台湾の人は贅沢で良い時間の使い方をしてるよね。


テーブルの横にお湯用の大きな

急須を置いておいてくれて、

自分たちで自由に追加できます。


小さな湯呑でアツアツのお茶をいただきます。


「はぁ~。美味しいねぇ。好喝(ハオフー)♪」


なんて言いながらお茶を楽しんでると


「ciusca(チュスカ)ちゃん!一口で飲む!!」


・・・ツキちゃんのお茶奉行が始まりました(笑)。

ツキちゃんの指示通り、一口で飲む。

熱いっ!!

喉が焼ける!!


「ツ、ツキちゃん一口は難しいね・・・。熱いよ。」


そういうと


「そう。熱いけどプロは一口で飲む!!」


そう言ってアツアツのお茶を一口で飲むツキちゃん。

・・・江戸っ子?(笑)


「李さんも一口で飲んでないよ!!」


ツキちゃんに密告すると、

台湾語で李さんに注意するツキちゃん。

注意された李さんが一口で飲んで


「アッツ!!無理無理!!」


ほら~。台湾人だって無理じゃぁ~ん(笑)。

それを横目に巻き込まれないように

静かにお茶をすする王さんとロミちゃん。


ツキちゃんはキビシイのです(笑)。



お茶請けも美味しかったぁ♪


入れ終わった茶葉を広げて、

良いお茶悪いお茶の説明、台湾のお茶の特徴を

説明してくれるツキちゃん。


「ツキちゃん、なんでも詳しいんだね。すごいね。」


と感心するロミちゃんと私。


「2人が来るっていうから、勉強したんだよ。」


笑顔で答えるツキちゃん。

本当に?

もう・・・、ありがたくて涙が出そうです。


ツキちゃんは優しいのです。


テラス席なので、阿妹茶樓の写真を撮る人の

フラッシュが少し眩しかった。


私たちを撮ってるわけではないんだけど、

「う~ん。スターってこういう気分なのだろうか?」

って思ったよ(笑)。



5人で楽しくおしゃべりをしていると、

あっという間に時間が過ぎ、

お客さんが私達だけになっていた。



九份の街もすっかり人が居なくなってたよ。


王さんが日本語で


「ヒトリ、ナイン」


と話しかけてきた。

1人ナイン?

・・・?

1人野球ってこと?
っていうか、1人野球ってなに?

そして、王さん、なぜ突然野球の話を?


「なになに?ベースボール?」


と聞き返す、私。


「ノー、ベースボール。

 えっと・・・。ヒトリ イナイン。」


ひっ、1人居ない?!


周りを見渡すと、ちゃんと5人そろってる。


・・・。

今朝からチーム・アリローは5人組で

やってきたと思てたけど、

実は6人いたの?

怖い怖い!!

王さん、なぜ突然怖いこと言うの?!

霊感?霊感的な話?


ツキちゃんに通訳してもらうと


「あぁ~(笑)。王さんは

 『人が居ない』って言いたかったんだて(笑)」


それを聞いて笑顔で


「ヒトガ、イナイ」


と言い直す王さん。

・・・王さ~ん。日本語話してくれるのは

すごくありがたくて、感謝しますけど、

突然怖いこというから、ビビっちゃったよ。

駐車場はお墓の前にあるし。


こんな感じで、

3人のおかげで本当に最高の1日を楽しませてもらいました。

本当に心からありがとう!

謝謝您(シエシエニー)!!