何はなくとも日本人 | Un bel giorno di tredici

Un bel giorno di tredici

~ある素敵な13日~

イタリアに関することを中心に、
楽しいこと好きなことを書いていきます。

外国人の友達も沢山できたけど、

楽しい時も辛い時もいつも一緒に居てくれたのは、

パドヴァで出会った日本人の友達。


同じ日本人だけど、日本に居たら絶対に出会う事のなかった人達。

日本を遠く離れた場所で出会う運命だった大切な友達です。


この日は「最後の晩餐」と称して、私の見送り会を

友達の家で開いてくれた。


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「よし!今日はciusca(チュスカ)ちゃんの好きな物なんでも買おう!」


市場に買い出しに行くと、皆がそう言ってくれたの。


「じゃあ!血の滴るような肉(ビテッロ)と、ブッラータ(チーズ)!!」


皆で食事をする時の私の決まり文句を言うと、


「お!お決まりの!(笑)」


と皆が笑った。


「他には?最後だから特別に食べたいものないの?」


って言ってくれたんだけど、最後だからこそ

いつもの食事会のメニューが食べたかったの。


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この日はキノコが沢山売ってたから、キノコの炒め物も作ったよ♪
下処理してる段階から、キノコの香りが発ってた。


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ズッキーニとトマトのパスタ。


イタリアの野菜は素材の持つ力強さが違う。

この新鮮さと力強さは、

イタリアでしか味わえない最高の味だと思う。


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やっぱり思い出深いのはサン・ダニエレの生ハム。

毎回、初めて食べた時のような感動を味わえる生ハムです。


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特大ブッラータは皆で集まった時じゃないと食べきれない大きさなので、

とっても特別なチーズなのです♪

この瑞々しいチーズにナイフを入れると、

中からトロトロの湯葉みたいなチーズが溢れ出てくるんだよ。


「初めて食べた時も言ったけど、もう一回言うね。

 ・・・奇跡!!

 このブッラータ奇跡!!

 サン・ダニエレも野菜のパスタも奇跡!!

 美味しすぎる・・・・。美味しさが奇跡過ぎる。」


私の『奇跡』発言も毎回の事(笑)。


「良かったねぇ~。」


そう言いつつ皆もニコニコしながらブッラータを頬張っていた。


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贅沢な食卓です。

私には食卓の上に宝石が散りばめられているかのように見える!!

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友達お手製のケーキとブドウのジュレ。


「このジュレ、日本のデパートで買ったら580円するね。」


なんて言い出した友達に、他の友達が


「確かに・・・・いや680円でも売れる。」


思い思いの値段を付けていたよ(笑)。


この1年間の思い出話は、

辛い思い出もいつの間にか笑い話に変わっていた。


「みんな、本当にありがとう。

 本当にみんなにはお世話になって、

 みんなが居なかったらイタリアでの生活が辛いものに

 なってたと思う。

 みんなのおかげで、いろんな所にも一緒に行けたし、

 美味しい物も沢山食べれたし、

 自分1人じゃ出来ない事も沢山体験できたよ。」


言葉では伝えきれないけど、

感謝の気持ちは伝えたかった。


「嫌ぁ~!やっぱり帰らないでぇ!

 ねぇねぇ、あと2~3ヶ月残ればいいじゃん。

 日本人だから観光ビザでイタリアに残れるんだからさぁ!」


この1~2ヶ月、

ありがたい事に皆がこのセリフを何度も言ってくれてるんだけどね(笑)。

イタリアに来るのも自分で決めたことだし、

日本に帰るのも自分で決めたことだから。

引きとめてくれる友達の言葉を嬉しく思いながら


「う~ん。

 冬、寒すぎてお風呂に入りたいから日本に帰る(笑)。」


と冗談を言うと


「・・・・それは引き留められないね。

 お風呂に関しては私も日本に帰りたいと思う(笑)。」


泣いたり笑ったり怒ったり喜んだり、

色んな感情を共有しあった大切な友達。

心の支えになってくれた日本人の友達には

感謝してもしきれないよ。