収穫期 | Un bel giorno di tredici

Un bel giorno di tredici

~ある素敵な13日~

イタリアに関することを中心に、
楽しいこと好きなことを書いていきます。

午前中に山の中の雑草を排除したり、

オリーブの木の剪定の手伝いをしたり、はりきって働いております!!


Un bel giorno di tredici


「朝食は食べたのか?!」


思い出したかのようにおじさんが言い出した。


「おねえさんがクッキー買ってくれたから、朝はそれを食べたよ。」


パドヴァの家で食べきれなかった食材

(ヨーグルトとか封を開けたパンとか)も持ってきたので、

食べ物は沢山あるのです。


「クッキーだけか?!・・・イチジクは好きか?」


イチジク?

おじさんが買ったやつ、くれるのかな?


「好き好き!イチジク好きぃ!」


というと、


「ちょっと待ってろ。」


と言って木に登りだした。

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よく見ると、木にイチジクがなってるの!

もぎたてのイチジクを投げてよこすおじさん。


「食べろ!早く食べろ!!」


相変わらず急かしますなぁ。


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二つに割ってみると、真っ赤に熟れたイチジクの実が!!

良い香りだわぁ。

そして甘い!!


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こちらは青いイチジク。

こっちの方が青い香りがするから甘くないのかなぁと思ったんだけど、

これも甘いの!!


「甘い!旨い!」


夢中で食べてるのを見て満足したおじさんは、


「これも食え!これも食えるぞ!皮まで食え!」


と、どんどんイチジクをもいで渡してくれた。


「あ、ありがとう。でも、もうお腹いっぱい。」


さすがに4個も食べるとお腹いっぱいになった。


「ダメだ!まだ食え!」


フ、フードファイター?


「明日の朝食べるから、家に持って帰る!」


そう言って、両手に持ったイチジクをいったん家に持ち帰った。

明日の朝が楽しみ♪

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こちらでは子孫を増やすために、いつ発情期が来るのか確認作業。
おじさんが一匹一匹体のチェックをしてたんだけど、

何を見て判断してるのかは分からなかった。


相変わらずウサギは可愛いけど、食用なんだよなぁ。

食用になってる動物には本当に感謝しないといけないね。


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トマトも太陽をいっぱいに浴びて真っ赤。

収穫した後は、来年の為に畑を耕すので、

蔓を支える為の竹の棒を全部引っこ抜きます!!


汗だくで懸命に作業していると、おじさんが


「ゆっくり働け!汗をかくな!ゆっくり働け!」


と言ってきた。


「えぇ~、日本では『額に汗して働け!』って言うよぉ~。」


と言うと、


「あ~~~!信じられん!汗をかかないように、ゆっくり働けぇ。」


イタリアらしいですなぁ。

おじさんの忠告を無視し日本人らしく額に汗して働らき、

畑を綺麗に耕すと


「お~、こんなに綺麗な畑は見たことが無いぞ~!

 お前は素晴らしいなぁ!」


褒め上手なのです。

これまたイタリアらしいのです。


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畑で採ったトマトはマンマの家に持って行って、夕ご飯で出してもらいます♪


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こっちのトマトは陽に当てるらしい。

あ~、美味しそうだなぁ。つまみ食いしちゃおうかなぁ。

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続いては、豆の収穫。

オリーブの収穫も良いけど、秋の味覚を収穫するのがかなり楽しい!


なぁ~んて、調子に乗ってると惨事は突然やってきます。

豆に土がついてるのかと思って、思いっきり豆を掴むと

・・・・その土だと思った部分は

・・・・大量の小さい虫でした・・・。


「ノー!!」


大声で叫んで、すぐに手を洗いに走る私


「おじさん、虫が!虫が沢山!!」


大騒ぎする私に


「虫ぐらいいるだろ!早く採れ!!」


と叫ぶおじさん


「違う!沢山居たの!掴んだの!気持ち悪い!

 ・・・・。

 あ~、もう嫌だ。

 もう私には豆を採る能力はありません。」


虫のせいでテンションダダ下がりだよ。

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虫に注意しながら豆の収穫を続け、大満足の収穫!

これまたマンマの家に持って行きましょう♪

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本日の一番のお楽しみ収穫、プルーンちゃん♪

プルーンってこうなってるんだぁ。


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地面にいっぱい落ちてる。


「このプルーン拾うの?」


とおじさんに聞くと


「地面に落ちたのはダメ。木になってるのを採るんだ。」


そうなんだ・・・。

落ちてるのも綺麗そうなのに。


「地面に落ちてるの食べていい?」


食い意地が張っているので、食い下がって聞いてみると


「『地面に落ちてるのを食べるのは動物だけだ。』って言うんだ。

 だから食べられるけど食べるな!!

 いま採ってやるから待て!!」


そういって木の上からプルーンをガンガン投げてくるおじさん。

サルカニ合戦のカニになった気分です(笑)。


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プルーン、ゲットだぜ!!

綺麗な色。

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すんごい美味しい!!!

なにこれ?!

生のプルーンってこんなに美味しいの?!

両手にプルーンを持って口に頬張る私。


「食べてばかりいないで、籠を持って来い!

 もうこの籠はいっぱいだ。」


おじさんの声にハッとした。

む、無心で食べてた・・・。

もはや悟りの境地でプルーンを頬張っていたよ(笑)。


Un bel giorno di tredici


これまたマンマの家に。

今夜の夕飯が楽しみだなぁ♪