朝、オリーブの実を枝からもいでいると、
オリーブの実を入れる箱が一杯になってしまったので、
他の箱を取りに叔父さんの家の前に行った。
家の下で、大きな壺にお湯を入れて掻き回す叔父さん。
「何やってんの?魔法使い?」
などと話しかけてみる。
「オイルを洗い流してるんだよ。」
ほう、そんな壺にオイル入れてるんだ?
一通り作業が終わると
「エスプレッソ飲むか?」
と言い出した。
朝は何故か叔父さんがエスプレッソを煎れてくれます。
叔父さんの家に上がり込むと
「これ、お前にだってよ。」
そう言って大きな写真をテーブルの上に置いた。
牛・・・?
「この牛は良い牛で肉が高いんだ。」
肉の部位を説明してくれる、叔父さん。
「これを私にくれるの?誰が?」
話が読めん!!
「肉屋だよ。肉屋がお前にってさ。俺が預かってきたんだよ。」
肉屋?
私が知っている肉屋はただ一人。
あの陽気な肉屋のおやじだ!!
(2012年11月10日のブログを参照してください。)
叔父さんに聞いたら、やっぱりあの肉屋のおやじからだった。
この日、叔父さんは、朝早くに搾油場に行って
家に帰る途中でスーパーに寄ったらしい。
たぶんその時、私があと数日でパドヴァに発つ事を話したんだろう。
肉屋の写真も入っていた。
肉屋のおやじぃ~!!
大切な牛の写真を餞別にくれるなんて、感動!!
大切にするよ!!
牛の写真貰ったのなんで、生まれて初めてだよぉ。
ウケる(笑)
私が一番好きなのは、叔父さんが作るスパゲティ。
毎回すごく美味しい。
マンマは
「叔父さんは、いつもスパゲティだからね(笑)」
なんて言うけど、
どんなに良いレストランのより叔父さんのスパゲティが一番好き。
「叔父さん!私、叔父さんのスパゲティが世界一好きだよ!」
なんて言うと、
「いいから、とっとと喰え!!」
毎回こう言われます。
でも、私もしつこいくらい
「叔父さんのね!スパゲティね!最高!!」
って言ってやります(笑)
日本にもあるけど、
叔父さんの家でもこのチーズおろし器を使っています。
私は上手く使えないんだけど、
叔父さんもお医者さんもサラサラ~って
上手いぐあいにチーズをおろすんだよねぇ。
鶏肉のトマト煮込み。
「鶏肉とウサギ、どっちが好き?」
と聞くと、
「ウサギ」
と答える叔父さん。
この鶏肉は、前の日の夜、叔父さんと
隣町のコープで買ったものです。
「この部分はブラック(犬)にやるから貸せ。」
軟骨の部分を持っていかれた。
えぇ~!!
私、軟骨が好きなのにぃ~!(涙)
オリーブ畑で働いた後はお姉さんの家へ。
部屋に新しいカーテンが飾ってあった。
このカーテンの刺繍、どこかで見たことがある。
何日か前、マンマと私が2人の時に
マンマが本を見ながら
「この刺繍を娘の家のカーテンにしてあげるのよ。
他にも柄はあるけど、私はこの柄が好きなの。」
って言ってたやつだぁ~。
売り物みたい!!
マンマはなんでも出来るんだねぇ。
素晴らしいよ。
そんな素晴らしいマンマの夕飯。
魚とパンと野菜を練って丸めた揚げ物。
これを4個も食べました。
この日は、夕飯前に5歳の男の子が
マジックショーを披露してくれたんだよ。
お姉さんの家に行った時に
「ciusca(チュスカ)!こっち見ないで!
早くお婆ちゃんの家に行きなよ!!」
珍しくそんな事を言っていた理由が分かった。
マジックショーの準備をしていたらしい。
可愛いのう。
ちなみにこの子もお姉さん同様、金髪なのです。
マッシュルームとポテトのバター炒め。
デザートに柿!!
北イタリアで日本の秋の味覚・柿!!
そして、イタリア人は柿が日本の食べ物だと知らない!!
熟れてて甘い!!
トロットロだよ。
あ~、幸せぇだぁ~。
柿ぃ~。
「ねぇ。柿は秋の果物?」
マンマに聞いたら
「そうよ!カキは秋の果物よ。」
世界の秋の味覚・柿です!!













