ようやくミラノのマルペンサ空港に到着!!
長い旅路だったぁ。
日本を出発して、
今回はTRANSITI(乗り換え)ではなく、EXIT(出口)を目指す。
入国審査の時にパスポートチェックをした職員さんが、
「あれ、留学なのね。どこに行くの?」
と聞いてきたので、
「パドヴァです。」
と答えると、
「素晴らしいわ。ようこそイタリアへ。」
と、笑顔で言ってくれた。
30㎏のスーツケースと、7㎏のリュックを背負って、
いざ!ミラノ中央駅へ!!
空港と駅の連絡通路には大きなスペースがあって、
なんか霧みたいなのが出てた。
おぉ、よくわからんが、お洒落な気がする。
まずは切符売り場で、切符を購入。
自動券売機の使い方が、まだよく分からないので、
窓口に行く。
窓口のすぐ横にある
オブリテラトリーチェ(刻印機)で日時を刻印。
今までは黄色い機会だったけど、
今回見てみたらなんだか卵型の最新機械になってた。
使い方は一緒だけどね。
マルペンサエクスプレスという電車に乗って、
約40分くらいでミラノに到着。
空港から駅までは10ユーロで行けた。
席がガラガラだったので、広々と座れたよ。
私服の女の人が回ってきて
「切符を拝見します。」って言ってきた。
この人なんだろう?
切符盗られても、次の駅まで距離があるから
周りの人に助けてもらおう。
な~んて思ったら、車掌さんだった。
私服の車掌なんて初めてだなぁ。
でも、ちゃんと皆の分をチェックしてたので、
本当に車掌さんだったみたい。
ミラノ中央駅に到着。
私の最終目的地はパドヴァなので、
ここから、また電車を乗り換えます。
フライトも出国手続きも、思った以上に順調だったので、
予約した電車の出発時間まで3時間もあった。
駅に荷物預り所があったので、
荷物を預けてミラノ観光をしようと思ったんだけど~。
私の前に並んでる外人が何やらもめてる様子。
話を推測すると、どうやら20㎏までの荷物しか預からないとのこと・・・。
私、合計で37㎏持ってるんですけど・・・。
確かに20㎏がなんちゃらって書いてあるなぁ・・・。
預けられないじゃん・・・。
こんな荷物持って街になんて行けないよ・・・。
イタリアの電車は1回だけなら手数料なしに
電車を変更してくれるとネットで読んだので、
窓口に行って電車を変更してもらうことにした。
予約の変更なんて、私に出来るのか・・・・?
運よく一番優しそうなおじさんの窓口に行けた。
「パドヴァに行きたいんですけど、
ミラノに早く着きすぎちゃって。電車を変更したいんですけど。」
というと、
「早く出発する電車ね。大丈夫だよ。」
と言いながら、新しいチケットを出してくれた。
おぉ!!
イタリア語が通じたっ!!
で、出来た!
この私にも、電車の予約変更が出来たっ。
これで・・・・これで、最低限はなんとか、
やっていけるかもしれない・・・・。
通じましたぁ。
イタリア語が通じましたぁ。
ホッとして、日本から飲みきれずに持って歩いていた
伊右衛門を飲み干す。
長旅で疲れているのを見越して、
電車はファーストクラスを予約。
って言っても
2千円くらいの違いなので、最初に贅沢しちゃいました。
2号車なので、2と書いてある車両へ。
駅員さんに切符を見せると、
「2号車は、もっと先頭のほうだよ。」
え?
じゃあ、この2は・・・2等車だ!!
知ってるはず、知ってるはずだよぉ。
前に1回だけ1人で旅行したことあるんだから。
凡ミスです。
「何号車?」
と切符を見てくれた。
ここも、私服の車掌さんがいるんだと思い、
席まで案内してもらった、荷物まで運んでくれて。
「実は小さい子供が居て~。」
ジプシーだ!!
ひっかかった!!
あ~、もういいよ。
1ユーロ渡して帰ってもらった。
あ~、バカだぁ。
ジプシーだよ。
すっかり頭から抜けてたぁ。
しかも1ユーロも渡すなんて・・・。
一銭たりとも渡しちゃいけないのに!!
そうだよ、特にファーストクラスの車両の前に居るんだよ。
知ってたのに・・・。
あ~。なんて愚かな・・・。
次の旅人のためにもならないし、
こんなんで稼げると思わせて被害者増やしちゃうし、
なによりも、こんな典型的なことに、ひっかかるなんてっ!!
見れば分かったじゃん。
変に露出した服着てたし、格好がイタリア人とは少し違う。
第一、イタリアで車掌が
荷物運ぶの手伝うわけがないじゃん!!
自己嫌悪で、ファーストクラスに乗ってるのに、
ぜんぜん寝れなかった。
100歩ゆずって、日本を出発してから
26時間経ってて、ちゃんと寝てないし、
頭が回ってなかったにせよ!!
自分で自分が許せない。
こんな事じゃ、ダメだ!!
「そんなもんは払わん!」
って断ればよかったじゃないか。
しばらく自己嫌悪の底に落ちた後、
冷や水を浴びせかけられたように、
頭が冴えてきて考えを改めた。
いい勉強をしたと思おう。
財布もパスポートも荷物も無事だし。
「こんな事じゃ、ダメだ!」
って奮起できたんだし。
1ユーロで済んだんだから、安い授業料だと思おう。
ここでは、本当の意味で、
自分の身は自分で守らないとダメなんだと改めて実感した。












