要望があったので。
ずーっと長い事ローテで使ってた配布エンテイ。こいつの考察を書いていきたいと思います。
種族値:115 115 85 90 75 100
まず相性補完だけで言えば特性「貰い火」で炎技を無効どころか牽制でき、鋼タイプでドラゴン技を半減できるヒードラン、ゴーストタイプで格闘技を無効できるシャンデラに圧倒的に劣る。
特にローテではエース役にガブリアス、ラティオス、カイリューが選ばれとても強くメジャーなので鋼タイプの存在は他のルールより大きい。また、ローテでは対策必須なパルシェンにもヒードランは強く、火力と耐久のある安定した削り役として超メジャー級なポケモンである。
ゴーストタイプもココドラやカイリキーなど害悪と呼ばれるポケモンに強く、現環境でPTを組むなら必須レベルにまでなってきている状態である。よってシャンデラもPTが格闘に弱かったりした場合などの炎枠としてよく入る。
その点を踏まえて考えるとエンテイはまず構築には入ってこない。
そこでエンテイのメリットとデメリットをあげてみることにする。
【メリット】
・素早さ
他の炎ポケと違って結構早い。しかし意地っ張り固定のためランドロスには絶対素早さ勝てないのが辛いところ。
・高火力物理炎技
しかしローテではヒードラン、シャンデラが多いので結構撃つのに読みが必要になってくる。こちらは貰い火ではないのでパワーアップしたシャンデラやヒードランの炎技を食らうことになる。半減とはいえかなり馬鹿に出来ないダメージになる。しかし命中100なので大文字と違って外すことがなく使いどころを見極めれれば当然強い。追い風中などターンを無駄に出来ない場面では活きてくる技である。
・神速
エンテイが生き残るにはこの技が非常に重要。しかしマルスケカイリューの解禁により、かなり厳しい立場になってしまった。
【デメリット】
・耐性の少なさ。貰い火でも鋼でもゴーストでもないので相性補完を考えると他のPTメンバーに負担がかかる。
・フレドラの反動で寿命が短い
この2点である。たったこれだけであって攻撃性能だけなら他の炎ポケよりあるのだが、このたった2つがとても大きな問題で、しかも解決は出来ない。
なのでエンテイを使う場合は「いかにメリットを活かす構成にするか」が鍵である。
合言葉は「Be good or be good at it(改善するかそれを極めろ)」
ここまでを踏まえて過去の私のエンテイパを見ていこう。
ガブリアス スイクン カイリキー エンテイ ラティアス メタグロス
今ではガブスイクンと呼ばれるテンプレのコンビと追い風と相性の良いカイリキー、4匹目に掃除役としてエンテイを置くのが基本のPtであった。ドラゴン技を半減する鋼に強いカイリキーを入れ、混乱をばら撒きガブリアスの剣舞の基点にして追い風から暴れる。そしてエンテイの神速で〆る。エンテイはドータクンやメタグロスなどカイリキーに強い鋼に強いのも大きなポイントだった。このPTは俗に言う「修羅時代」と呼ばれる初期ローテレートの時代に使っていたPTで、当時の身代りや宿木などの技からゆっくり展開を作っていく時代ではかなり強かった。ちなみにエンテイが4匹目に置いてあるのは万が一ポケモン選択画面で時間切れになってしまっても最悪基本の形で選出できるようになっているからである。
オノノクス スイクン カイリキー エンテイ ラティアス メタグロス
修羅時代の終わりごろから、ジュースココドラやブルンゲルなど厄介な敵が増えてきたのでそいつらを火力で吹き飛ばす為にオノノクスを入れ始めた。特にゴーストポケがいなかったのでジュースココドラにはカイリキーで運ゲしない限り絶対に一撃食らってしまうのは問題であった。最初はガブと比べて少し普通のパ相手には安定感が落ちるので慣れるまで少し時間かかったが、慣れてしまえば脳汁が出るほどの火力に自分はハマってしまい、かなり自分の中では使いやすいPTになった。当時ランダム潜れば今の有名強者ローテ勢しかいないような凄まじい時代だったがそれでも最高レート1840超え、最終的に7位という順位を出すことにも成功した。ちなみに好きなエンテイとオノノクスを使ってランクTOP10に入れたので当時しゅふぁはとても喜んでいた。ちなみにこの状態のエンテイパは過去に記事に晒してある物である。
※参照「Be good or be good at it」
オノノクス スイクン カイリキー エンテイ サンダー ユキノオー
新レーティングが始まった時代。ブルンゲルが本格的に多くなり、雨パにも有利とは言えない点を改良した第二形態のエンテイパ。鋼がいないのでドラゴン技を半減できない。故に攻撃を常に仕掛けていって押し勝つというPTになった。ドラゴンは追い風からのオノノやユキノオーで何とかする事にした。新参プレイヤーも多かったので今では考えられないような勝率で、最高レート1880超えした事もあった。
好きなPTだからという理由でかなり長い事使っていたPTだったが、ローテ環境が固まってくるにつれ弱体化していく。特にバンギラティにとても弱く、全く勝てないことも判明した為また改良せざるを得なくなった。
オノノクス スイクン カイリキー エンテイ ラティオス メタグロス
迷走時代。鋼が欲しかったのでグロスを復活させ、メガネラティを入れ攻撃の即効性を出した。スイクンには日本晴れを入れた。日本晴れは正解でエンテイとのシナジーも良い。しかし弱くはなかったが強くも無かった(
オノノクス スイクン カイリキー エンテイ トルネロス ジバコイル
鋼タイプで強力な電気タイプのジバコイルが開拓され、流行に乗って自分も使う。この頃から拘り系の持ち物がかなりメジャーになり、オノノクスが舞う暇がなくなる環境に。
そして現在
サザンドラ スイクン カイリキー エンテイ トルネロス ジバコイル
カイリキー受けに出てくるゴーストに強いサザンドラをいれてみる。レート1700に戻した所で使っていない。ココドラはカイリキーで害悪しかけるのみ( あまり使ってないが完全に択ゲー仕様でジャンケンみたいなPTだったので要改良だろう。ドラゴンにも強くないためエンテイの出番が余り無かった。本末転倒である。
‥どんどんエンテイを活かしたPTではなくなってきている(
少し話しがそれたが、何度も言うようにエンテイは耐性では圧倒的にシャンデラやヒードランに劣る為安定重視のPTや壁PTには入れにくい。エンテイがその2匹に勝っているのは攻撃性能なので、使う際には攻撃重視のPTに入れると良いだろう。
自分はおそらく追い風からのドラゴンポケメイン、通称「風竜スタン」と呼ばれるPTと一番相性が良いのではないかと思う。勿論他にも相性の良いPTはあるかもしれないので興味があったら探してみて欲しい。
以上で考察を終わりたいと思います。
それではここまで読んでくださりありがとうございました。
ずーっと長い事ローテで使ってた配布エンテイ。こいつの考察を書いていきたいと思います。
種族値:115 115 85 90 75 100
まず相性補完だけで言えば特性「貰い火」で炎技を無効どころか牽制でき、鋼タイプでドラゴン技を半減できるヒードラン、ゴーストタイプで格闘技を無効できるシャンデラに圧倒的に劣る。
特にローテではエース役にガブリアス、ラティオス、カイリューが選ばれとても強くメジャーなので鋼タイプの存在は他のルールより大きい。また、ローテでは対策必須なパルシェンにもヒードランは強く、火力と耐久のある安定した削り役として超メジャー級なポケモンである。
ゴーストタイプもココドラやカイリキーなど害悪と呼ばれるポケモンに強く、現環境でPTを組むなら必須レベルにまでなってきている状態である。よってシャンデラもPTが格闘に弱かったりした場合などの炎枠としてよく入る。
その点を踏まえて考えるとエンテイはまず構築には入ってこない。
そこでエンテイのメリットとデメリットをあげてみることにする。
【メリット】
・素早さ
他の炎ポケと違って結構早い。しかし意地っ張り固定のためランドロスには絶対素早さ勝てないのが辛いところ。
・高火力物理炎技
しかしローテではヒードラン、シャンデラが多いので結構撃つのに読みが必要になってくる。こちらは貰い火ではないのでパワーアップしたシャンデラやヒードランの炎技を食らうことになる。半減とはいえかなり馬鹿に出来ないダメージになる。しかし命中100なので大文字と違って外すことがなく使いどころを見極めれれば当然強い。追い風中などターンを無駄に出来ない場面では活きてくる技である。
・神速
エンテイが生き残るにはこの技が非常に重要。しかしマルスケカイリューの解禁により、かなり厳しい立場になってしまった。
【デメリット】
・耐性の少なさ。貰い火でも鋼でもゴーストでもないので相性補完を考えると他のPTメンバーに負担がかかる。
・フレドラの反動で寿命が短い
この2点である。たったこれだけであって攻撃性能だけなら他の炎ポケよりあるのだが、このたった2つがとても大きな問題で、しかも解決は出来ない。
なのでエンテイを使う場合は「いかにメリットを活かす構成にするか」が鍵である。
合言葉は「Be good or be good at it(改善するかそれを極めろ)」
ここまでを踏まえて過去の私のエンテイパを見ていこう。
ガブリアス スイクン カイリキー エンテイ ラティアス メタグロス
今ではガブスイクンと呼ばれるテンプレのコンビと追い風と相性の良いカイリキー、4匹目に掃除役としてエンテイを置くのが基本のPtであった。ドラゴン技を半減する鋼に強いカイリキーを入れ、混乱をばら撒きガブリアスの剣舞の基点にして追い風から暴れる。そしてエンテイの神速で〆る。エンテイはドータクンやメタグロスなどカイリキーに強い鋼に強いのも大きなポイントだった。このPTは俗に言う「修羅時代」と呼ばれる初期ローテレートの時代に使っていたPTで、当時の身代りや宿木などの技からゆっくり展開を作っていく時代ではかなり強かった。ちなみにエンテイが4匹目に置いてあるのは万が一ポケモン選択画面で時間切れになってしまっても最悪基本の形で選出できるようになっているからである。
オノノクス スイクン カイリキー エンテイ ラティアス メタグロス
修羅時代の終わりごろから、ジュースココドラやブルンゲルなど厄介な敵が増えてきたのでそいつらを火力で吹き飛ばす為にオノノクスを入れ始めた。特にゴーストポケがいなかったのでジュースココドラにはカイリキーで運ゲしない限り絶対に一撃食らってしまうのは問題であった。最初はガブと比べて少し普通のパ相手には安定感が落ちるので慣れるまで少し時間かかったが、慣れてしまえば脳汁が出るほどの火力に自分はハマってしまい、かなり自分の中では使いやすいPTになった。当時ランダム潜れば今の有名強者ローテ勢しかいないような凄まじい時代だったがそれでも最高レート1840超え、最終的に7位という順位を出すことにも成功した。ちなみに好きなエンテイとオノノクスを使ってランクTOP10に入れたので当時しゅふぁはとても喜んでいた。ちなみにこの状態のエンテイパは過去に記事に晒してある物である。
※参照「Be good or be good at it」
オノノクス スイクン カイリキー エンテイ サンダー ユキノオー
新レーティングが始まった時代。ブルンゲルが本格的に多くなり、雨パにも有利とは言えない点を改良した第二形態のエンテイパ。鋼がいないのでドラゴン技を半減できない。故に攻撃を常に仕掛けていって押し勝つというPTになった。ドラゴンは追い風からのオノノやユキノオーで何とかする事にした。新参プレイヤーも多かったので今では考えられないような勝率で、最高レート1880超えした事もあった。
好きなPTだからという理由でかなり長い事使っていたPTだったが、ローテ環境が固まってくるにつれ弱体化していく。特にバンギラティにとても弱く、全く勝てないことも判明した為また改良せざるを得なくなった。
オノノクス スイクン カイリキー エンテイ ラティオス メタグロス
迷走時代。鋼が欲しかったのでグロスを復活させ、メガネラティを入れ攻撃の即効性を出した。スイクンには日本晴れを入れた。日本晴れは正解でエンテイとのシナジーも良い。しかし弱くはなかったが強くも無かった(
オノノクス スイクン カイリキー エンテイ トルネロス ジバコイル
鋼タイプで強力な電気タイプのジバコイルが開拓され、流行に乗って自分も使う。この頃から拘り系の持ち物がかなりメジャーになり、オノノクスが舞う暇がなくなる環境に。
そして現在
サザンドラ スイクン カイリキー エンテイ トルネロス ジバコイル
カイリキー受けに出てくるゴーストに強いサザンドラをいれてみる。レート1700に戻した所で使っていない。ココドラはカイリキーで害悪しかけるのみ( あまり使ってないが完全に択ゲー仕様でジャンケンみたいなPTだったので要改良だろう。ドラゴンにも強くないためエンテイの出番が余り無かった。本末転倒である。
‥どんどんエンテイを活かしたPTではなくなってきている(
少し話しがそれたが、何度も言うようにエンテイは耐性では圧倒的にシャンデラやヒードランに劣る為安定重視のPTや壁PTには入れにくい。エンテイがその2匹に勝っているのは攻撃性能なので、使う際には攻撃重視のPTに入れると良いだろう。
自分はおそらく追い風からのドラゴンポケメイン、通称「風竜スタン」と呼ばれるPTと一番相性が良いのではないかと思う。勿論他にも相性の良いPTはあるかもしれないので興味があったら探してみて欲しい。
以上で考察を終わりたいと思います。
それではここまで読んでくださりありがとうございました。