人物画ブログ

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人物のスケッチ、油彩、随筆

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9月14日、会期ギリギリのこの日、世田谷美術館で開催されていた”華麗なるジャポニスム展”を見に行った。入館早々、”あれ、モネやゴッホの絵が少ないな”と感じたのは当然、浮世絵と西洋絵画との関係を示す展覧会だからとわかった。入場券の図柄に使われているもモネの絵は2メートル以上もある巨大なものでなかなか迫力があった。が、私が今まで見たモネの絵と違って絵肌はツルンとしていて、まるで写真プリントのようでとても意外だった。

ここで他の展示作品について長々と書くのは控えたい。


私がこの展覧会で得た大きな収穫は”浮世絵の存在感”であった。

ゴッホが模写した渓斎英泉(けいさい えいせん)の花魁図が厳重な二重のガラス板で隔離されて展示

されていた。長辺が5,60cmぐらいだろうか、2Mもあるモネの絵と比べてもその存在感は全く

ひけをとらないように感じた。妖艶というか異様というか、ただならぬ雰囲気をかもしだすその小さな絵に私はしばし釘付けになった。一般的に大きな絵は小さな絵より迫力があると言われているし、私もそう信じてきた。日展では100号でないと肩身が狭いと感じるのはこの大きければ良いという大鑑巨砲主義に多くの画家が洗脳されているからだろうとも思った。 英泉の絵はそういう”常識”をくつがえすものであり、絵

というものは大きさではなく”存在感”が最も大切なんだろうと教えられた。私がこれから描いていく

絵に多大な影響を与えてくれる貴重な体験だった。