025.9.21
世界アルツハイマーデーの日に、台湾アルツハイマー協会さんと認知症の方が働く
ちばるカフェギャラリーin台湾を開催します🇹🇼
ちばる食堂は2019年からこれまで6年間認知症と診断をされた高齢者の方を雇用し続けてきました。
僕が始めたきっかけは、間違いなく注文をまちがてる料理店です。当時介護業界にしかいなかった僕からしたら『雇用』という発想には至らなかった。その時、その発想を知らせてくれたのが注文をまちがえる料理店でした。
『働く』ということがすごいのではなく『雇う』という選択肢があったということに凄さを感じ僕の中でピースがピタッとハマった感じでした。
あとにも先にも、奥さんと出会った時と同じくらいしっくりくるものでした。
介護現場に17年いた身としては、認知症であっても要介護であっても『働く』という動きは可能だと思っていましたので、その選択肢が舞い降りてきた時に『雇う』という事をし続けようと覚悟を決めました。
働く事はできたとしても認知症でしょ?介護が必要なんでしょ?認知症で雇うの?っていう問いと、雇うってゆーかそーゆう人達だからボランティアでいいっしょ、それか有償ボランティアってして給料ってゆーか、数百円の謝礼で充分じゃない?みたいな雰囲気はありました。いわゆる就労支援みたいなことでしょ?って。
幸いなことに、福祉業界にいながらも、無知な余りに高齢者施設一本槍な僕には就労支援がなんなのかをはじめ福祉にまつわるルール的なものをあまり知らなかったんです。目の前のおじーおばー以外にそれほど興味がなかったのもあるでしょうね。
だから、純粋無垢な市川少年は『働く』🟰『正規雇用』っしょの逆張りでした。他は全然気にもしてなかったかもしれません。
僕は雇用をするんだ!で頭ん中が満タンでした。
ってか仕組みなんてものは、当時の世の中にはないし『飲食店』をやるんだから、美味しい料理を作って繁盛店にしよう!しか、考えてなかった笑
認知症と診断を受けた方が働くと言うことに対しても『本当に大丈夫?』とか『いいことするねぇ』とか色んな意見もありましたが、僕は、特別なことだなぁとは考えたこともないです。認知症って診断をされていることと生きた時代が僕と違うくらいであとは何も変わらない。
僕よりも経験豊富で、貧しい時代もバブル時代も経験して働くことの楽しさや大変さを知ってる逸材ばかりです。その経験が活かせるなんて申し分もないくらいでした。僕が起業する上で必要な求人条件でした。
で、実際一緒に働くことになったOpen初日
僕の正直な感想は『ほらねっ』でした。
1人目のお客さんが来た時に僕はの頭の中にうっすらあった認知症だから手伝おうとかって考えはその時完全に無くしました。
僕も作るのに必死、みんなも接客や皿洗いに必死
その中で、自分のできること、すべき事を自分から見つけてこなしていく、いわゆる『ちゃんと』仕事するのも仕事。椅子に座ってお客さんに愛想振り撒くのも仕事なんです。雇い手としてはできない事をやってもらう。それが雇うという事だと思ってるけどそれ以上の働きをみんながしてくれた。認知症と診断をされて初めて就職するのに、自分の持ち場、役割をわかっていたかのように。
それが、僕らにない『圧倒的経験』だと思いました。その条件のある人を採用するのはなかなかのハードルだけど、そこをピョンと乗り越えてくれました!まじ雇ってよかったと6年経った今でも感じる。
って感じで、1日限りのイベントで済ませてしまうのは凄く勿体無いんです。求人においても、認知症の症状においても。
認知症当事者はイベントを開催するためのピースではない。とはいえ、僕らが開催する台湾でのカフェギャラリーはイベントなんだけど、ひとつ違うのは開催場所である台湾のYoung Coffeeでは若年性認知症の方を常時雇用しているお店だということ。今回、その場をお借りして、いつも働いている方と一緒にコラボカフェをオープンするということ。だから、イベント後も通常営業されるということ。だから、イベントをきっかけに『働けるんだ』ということを知る人が増えれば、認知症当事者の新たな生き方が生まれる。1日限りのイベントでお店を持たなければきっかけを作られたとしても明日がこない。
ここが、常設店同士のコラボの強み。僕らには未来につながる今があるから。
だからこそ、多くの方と手を組みマイムマイムしながら、ちばるカフェギャラリーin台湾を盛り上げて欲しいなと思ってます😊
ちばっていこー✌️
