今日はちょっと趣向を変えて
マレーシアへ移住を検討しているもしくは
会社からマレーシア転勤を命じられて
不安に思っている方へ
有益な情報です
ときどき
マレーシアでの生活費は
いくら掛かりますか?
みたいな質問を受けることがあります
最近日本のTVをあまり見ていないので
わかりませんが
以前は
物価が日本の3分の1
マレーシア母子留学とか
英語力0でも海外移住で
タワマン生活みたいな
バラエティー番組をいくつか見たことがあります
ただ生活費って一口で言っても
家族構成やライフスタイルによって
その満足度やコストは
本当に千差万別なので
一言で言うのは非常に難しい
と言わざるを得ません
あまり詳しく教えてくれない
私の経験上で生活設計に
注意が必要な項目を下記に簡単に
説明したいと思います
①車
駐在員などで会社から貸与されている日本人も多いとは思いますが
場合によって奥さんへのセカンドカーが欲しいとか
車を自分で手配しなければいけないような場合
車の購入は非常に高いです。完成輸入車の関税は100%なので
車種にもよりますが
日本の販売価格の 1.5~2倍程度は覚悟しておいた方が良いと思います。
極端な例だと ジムニーシエラが500万円とかね。
マレーシア国産車のプロトン、プロデュアは日本の価格に近いと思います。
(ただ、綺麗に乗れば高く買った車は10年位経っても結構高額で売れるので
差し引き額は日本と変わらないとも言えます。)
②お酒とタバコ
お酒とタバコは日本と同じ価格と思っておいた方が良いです。
お隣のタイやフィリピンは安いのにマレーシアは日本とほぼ同価格。
缶ビール1缶約250円 タバコ1箱約600円
日本酒やワイン、ウイスキーなどは日本よりマレーシアの方が完全に高い
日本には安くても美味しいものがありますが
マレーシアではワインなどは激安を探しても1500円位から
ウイスキーや日本酒、焼酎などは5000円位からになります。
③通学費
マレーシアでは子供が電車やバス、徒歩で1人で通学することが出来ないので
必然的にスクールバス、タクシー、自主送迎のいずれかが必要になります
子女の通学先を決めてから住居を決めないと
バスの送迎ルートから外れている住まいを選んでしまったような場合
思いがけない手間とコストが掛かる可能性があります。
④塾
マレーシアには日本人向けの日本語で授業をしている進学、学習塾がいくつかあります。
日本人学校へ通う生徒の70%以上は何かしらの塾へ通っています。
とくに中学3年生(高校受験)くらいになるとその塾費も高くなり
私の経験上では月に10万円(3000RM)以上払っていたと思います。
塾へのバス送迎ももちろん有料で土日は送り迎えしていました。
日本の高校受験を控えた子女をつれて来馬するような場合
小さな負担ではないのでけっこうな覚悟が必要です
⑤輸入品
マレーシアで生産してマレーシアで販売しているものは
安いものがたくさんありますが
私の感覚で一般的な日本人が欲しいもの、これはほぼ100%輸入品です。
・ゴルフやランニングシューズなどスポーツ用品
・ユニクロ含めて衣類
・趣味の用具、電動工具や絵画の道具など
・野菜や肉類
・おもちゃや雑誌
意外とスーパーで売っている野菜、食材も大半を輸入に頼っているのでそれ程安くない。
乳製品も基本高い。とくに牛乳はまずいくせに高い。
⑥外食
外食は完全に2つに分類されます
1)ドローカル これは安いです。日本の半額から1/3と言っても過言でないと思います。
見分け方は壁とエアコンが無いお店
2)ちゃんとしたレストラン。
見分け方、壁とエアコンがあるお店。
ここは日本とあまり変わらない価格だと思います。
コーヒーも最近は10~15RM(350~500円)位普通にします。
さらに
日本食となるとクオリティは日本に劣るくせに価格は日本と同じくらいします。
500円ランチなんてお買い得なものはマレーシアにはありません。
これらを踏まえてマレーシアに来て生活費が安いと言える人の条件
①お酒、たばこをやらない
②食事を自炊できる。
③定期的にアイテムを購入する必要があるような趣味を持っていない
④単身
家族、特に子供がいるとローカルのレストランは暑いし臭いし辛いからもう嫌
とか言って、一切受け付けない場合もある。
そんな、場合は外食全てがファーストフードか日本食レストランになって
結構な費用が掛かる場合も多い。
中学生2人を含んだ家族4人でマレーシアで生活していた時は感覚的にには
日本より生活費は高かったと思います。
以上、参考になりましたでしょうか?